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5話 ページ5

準備が終わり、高専内を歩いている




『あ、悟』




悟が足を組み座っている
甘いコーヒーを飲みながら





五条「A、丁度良かった!言い忘れてたんだよね〜」





嫌な予感………





『なに…?』



五条「任務明日からだけど、東京皇国まで出る船が1日1本しかないから今日出発してもらうよー!」



















『冗談?』


五条「違うよ」





『早く言え!!バカ!!』



_____


『てか、任務ってどれくらいなの?期間は』





五条「一応、一ヶ月」






一応って…伸びるかもってこと……?




五条「伊地知が送ってくれるからねー」




伊地知さん、かわいそう…こいつ(五条)にパシリにばかりされて




______


『伊地知さーん!』





門で待っている伊地知さんに手をふる






伊地知「Aさん、準備は大丈夫ですか?」


『はい!大丈夫です!いつもありがとうございます』



伊地知(Aさん優しい!!)





『あ、これ!良かったら受け取ってください!いつものお礼です』





私はデパートの美味しいコーヒーセットを渡した
さっき買った!



伊地知(神様!!!!)




『東京皇国まで、どれくらいかかるんですか?』





伊地知「ここから車で港に向かいます。1日1本だけ東京皇国を通る船があるのでそちらに乗って頂きますと6時間程で着きます」




6時間……寝過ごしそう…





伊地知「それでは行きましょうか」




『お願いします』




車に揺られながら任務の資料を読む



___________
護衛任務


東京皇国の市街地に
複数の呪霊を確認。
至急、呪術師は東京皇国
へ向かい特殊消防隊の
護衛をせよ。

・大隊長会議へ参加
・呪術師について説明
・特殊消防隊へ配属
・護衛任務を遂行


推定される呪霊の階級

2級以上
___________





特殊消防隊へ配属………

ん?配属?





『伊地知さん、ちょっと良いですか?』



伊地知「どうかしましたか?」



『特殊消防隊へ配属ってどういうことか分かります?』






伊地知「五条さんの話によると、特殊消防隊は全部で8隊あるそうで、その中の1つに配属し護衛任務を行うそうですよ。長期任務をなので、寝泊まりする場所を特殊消防隊の方が用意してくれるとか」





『なるほど―――』

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作者名:うどん | 作成日時:2024年3月21日 13時

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