最強呪術師は東京皇国へ (ページ23)

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23話ページ23

森羅「ありがとうございます！って、Aさん怪我してるじゃないですか！大丈夫ですか！？」

私の腕の怪我を見て心配する森羅くん

『ありがとう、でも大丈夫
今はあいつを倒すことだけを考えて』

鬼の方に目線を向け言う

森羅「…はい！」

鬼がこちらへ向かってくる
腕を前に出し私を突こうとする

私はそれを交わし頭に蹴りを入れる

ﾄﾞｺﾞｯ！

『こんなもんなの…？………遅っ……』

ﾎﾞｿｯと言う

瓦礫を避け立ち上がる鬼

すると、

上から纏が降ってくる

『新門さん』

紅丸「てめェの喧嘩相手は俺だ」

そう言って鬼と戦いを始める

鬼の攻撃を簡単にいなし互角以上の戦いを見せる

森羅「凄い…」

アーサー「鬼の攻撃を簡単にいなしているぞ」

そして、纏の先に鬼を刺しながら空へ飛んでいく

しかし、それを許さないかのように炎の矢が新門さんを追いかける

『お…』

あれ、当たったら流石の新門さんでもやばいかな…

ﾄﾞｯ！

森羅くんが勢いおく飛び炎の矢を追いかける

じゃあ、私は

？｢やはり、お前は消防隊にいるべきではない。悪魔、お前の炎は人を滅ぼす炎だ｣

『そんなことはないと思うよ』

近くの建物の上にいる白装束アローに向かって言う

ﾊﾞｷｯ！

アロー「ｸﾞｯｱ！」

アローの鳩尾を狙い拳を入れる

痛みに膝をつくアロー

『さて、どうやって楽しませてくれr「ﾄﾞｫｫｫﾝ！」』

空から聞こえた大きな音、それが気になり空を見上げると

『紅い月……』

月が紅く染まり戦いの終わりを表しているかのようだった

『……綺麗…』

初めて見るその美しさに見惚れる

『しかし暑いな………って！あ！』

アローの方を見ると姿を消していた

『うわぁ…逃したわ、まぁいっか…』

＿＿＿＿＿＿＿

『あ、桜備さん』

私が詰所の方へ歩いていると第8のメンバーと新門さん、相模屋さんが揃っていた

茉希「A！大丈夫だった！？」

環「怪我してますよ！？」

茉希「嘘っ！？て、本当だ！」

私の怪我を見て焦る2人、その2人の様子を見て

桜備「ひどい怪我だな…」

焜炉「早く手当したほうがいいぞ」

アーサー「姫に怪我を…一体誰が！」