19話 ページ19
その後、相模屋さんについて街に出ると
詰所で見た双子が喧嘩をしていた
ヒナタ「ヒカをどこにやりやがった!!ヒカをかえせ!!命ひきちぎんぞオラァ!!」
ヒカゲ「ヒナをどこにやった!!ヒナをかえせゴラァ!!」
どうやら、双子のどちらかが偽物らしい
え……キッショ……
ヒカゲちゃんの方がおそらく偽物でしょ…
何で皆わからなiドカッ!
アーサーくんがヒカゲちゃんに蹴りを入れる
森羅「お前!!子供になんてことするんだ!!」
桜備「お前はいいバカだと思ってたのに!!」
茉希「悪いバカだったんですね!!」
ガクンガクンと揺らされるアーサーくん
アーサー「よく見ろ!ヒナタの言う通りだぞ!!こいつのどこがヒカゲに見える!!どう見たって女装してる小さなおっさんだろ!!」
『あ、私もそう思います』
気配が違うし
私とアーサーくんの言葉に一同はもう一度ヒカゲちゃんを見るが変化はない
すると、アーサーくんはより揉みくちゃにされる
私はヒカゲちゃんに近寄る
ブクブク
『っ!皆さん!』
ヒカゲちゃんの顔が変わり、小さいおっさんになった
ヒナタ「キメェ…」
どうやら浅草はこの顔を変えられる能力者のせいで混乱させられているみたいだった
なるほど、さっきの新門さんが見た桜備さんと火縄さんもこれと同じ能力者の仕業だったのか…
ドッ
茉希の後ろに炎の矢が見えた
『茉希!』
私は茉希に飛びつき転がる
しかし、再び炎の矢が茉希を目がけて飛んでくる
『チッ!』
再び茉希を押し庇う
茉希「A!!」
私に向かってくる矢は、私の顔付近で止まる
いや、止まったわけではない
【無下限呪術】
森羅「止まった!?」
『これは“無限”を現実に持ってくる術式
私にに近づくモノはどんどん遅くなり、たどり着けない、つまり攻撃が当たらないってわけ
まぁ、呪力めちゃめちゃに使うからずっとは使ってないけど
まず、この矢はをどうにかしないとね
術式、黒風』
黒風は全てを跳ね返す術式
炎の矢は跳ね返り狙撃元へ飛ぶ
茉希「凄い…」
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作者名:うどん | 作成日時:2024年3月21日 13時