18話 ページ18
紺炉「お前ら、若の見間違いってならその時何をしてた?」
火縄「私と桜備大隊長は、町の雑貨屋で足りない資材を買い集めていました。そこの茉希隊員にも伝えていました」
茉希「はい、たしかに」
森羅「え?あれ……?」
森羅は腑に落ちない顔をする
桜備「なんだ森羅」
森羅「あ…いや……。俺は桜備大隊長に裏路地で待ってるから新門大隊長を呼んでこいと……」
桜備「!?」
紅丸「俺もそう聞いててめェらのところに向かったんだ」
桜備と火縄を顔を見合せて言う
桜備「そんなことは言った覚えがないぞ…」
紅丸「てめェらは仲間も騙す気か!!チッ、雑貨屋に話を聞いてくる
今は、紺炉に免じて今は勘弁しといてやる。疑いが晴れるまで浅草を離れるな…」
そう言い残し、新門さんは部屋を出ていく
新門さんが部屋を出ていったあと、相模屋さんが2年前に灰病になった話を聞かせてくれた
焜炉「若を担ぐためならこんな安い命いくらでも捨てられる」
『………』
自分の命を犠牲にしても新門さんを守ると言う発言に森羅くんが反応する
森羅「そんなの駄目です。自分は物心ついた頃には家族を…大事なものを全て失ってしまった…だから自分には安い命も高い命もない…みんな大事な命です…。
俺は″みんな″を救うヒーローになりたい!!
紺炉中隊長!!また命を捨てようとする前に俺を使ってください!!」
森羅くんの真っ直ぐな気持ち
それはおそらく本音だろう
紺炉「…ありがとよ。お前の気持ちは受け取った。
お前にとって大事なモノができるまで頼りにするよ」
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今更ですが設定追加
Aは五条が高専時代につけていた物と同じサングラスを掛けています
笑顔で皆が照れるのはそれほどの美顔を持っているからです
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作者名:うどん | 作成日時:2024年3月21日 13時