17話 ページ17
お手洗いを借り外に出ようとすると
ドォォンッッ!!
大きな音が私の耳に入る
『爆発音?』
歩いていた足を止めると、
焜炉「あ、あの時の嬢ちゃんか」
第7の中隊長、相模屋焜炉さんと詰所内で会った
焜炉「ここで何してんだ?」
『お手洗いをお借りしていました。それで、今の音は…?』
先程の大きな音について問うと
焜炉「おそらく紅丸だろうな」
顔に手を当て、少し焦った様子で答える
『それってやばい感じですか……』
焜炉「場合によってはな」
_____
相模屋さんと音がした方向へ向かう
すると、
新門さんと桜備さんが戦っている最中だった
『何があったんですか?』
到着したと同時に新門さんは遊びは終わりだ…そう言う
新門さんが構える
そして円を書くように炎を出す
焜炉「若!やめろ!」
紅丸「止めるな紺炉。お前はこいつらが勘太郎を"焔ビト"にしたって知ってるのか」
紺炉「そんな馬鹿な…一体どういうことですか」
桜備「見間違いだと何度言ったらわかるんだ!」
そうこう言ってるうちに、新門さんは技を完成させたようだ
紅丸「居合手刀 七ノ型 "日輪"」
あれ、モロに食らったら第8の人死ぬな…
桜備さんを攻撃しようとすると、相模屋さんが止めに入る
紅丸「焜炉!離せ!」
紺炉「若、冷静になれ!!」
ボッッ!
相模屋さんの肩から炎が出る
発火能力…?
紅丸「馬鹿野郎!なに発火能力を使ってる!?」
紺炉は紅丸の肩と腕を掴んだまま、苦しそうにその場に座り込む
新門さんは早く冷却布を持って来いと言う
焜炉「いったん第8の言い分を聞いてやったらどうですかい?」
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作者名:うどん | 作成日時:2024年3月21日 13時