2話 ページ2
『……それは悟の任務でしょ…?』
五条「そうだけどさぁ〜、めんどくさいし♡」
『♡つけんな』
悟に任務を押し付けられそうになっている
そんな悟に呆れているところに
虎杖「A先輩と五条先生なにしてんのー?」
『悠仁!』
悟が原因で荒れていた私の心が浄化される
癒やしの登場についつい抱きついてしまった
虎杖「んぇぇっ!?」
悠仁はボッッと音がするかのように顔を赤くした
五条「……………」
虎杖「五条先生顔怖いって!!」
今は悟の顔が怖いことはどうでもいい
悠仁に癒やしてもらうんだ
『ん〜〜〜、悟のアホ〜』
そう言いながら、悠仁の胸に頭をぐりぐり押し付ける
虎杖「やべぇ…かわいい……」
五条「悠仁……後でマジビンタ…」
虎杖「理不尽!!」
『悠仁にビンタしたら一生口聞かないから』
五条「ぇ゙!?やだやだ!ごめんって!」
駄々をこねる子供のようになる悟
『それより悠仁聞いてよ〜』
五条「A〜〜」
悟は無視して悠仁に任務を押し付けられそうになった事を話す
___
虎杖「五条先生…流石にねぇわ…」
五条「え〜、でも、この任務長期なんだよ〜めんどくさいし〜」
『任務は全部めんどくさいわ』
呆れた目で悟を見る
どんな風に育ったらこんな我儘になるんだ…
虎杖「てか、どんな任務なの?」
『待って、それ知らんわ』
虎杖「A先輩知らなかったの??」
『うん、どんな任務であれ悟のやつはやりたくなかったし聞く必要ないかなって』
絶対めんどくさい任務だし、私も自分の任務あるし
五条「分かりやすく言うと、護衛任務でーす!」
『護衛ー?誰の?』
護衛任務なんて珍し
五条「特殊消防隊って知ってる?」
虎杖「特殊消防隊??」
『あー聞いたことある気がする。人が燃える現象が起こる街があって、そこで燃えた人を鎮魂する団体が特殊消防隊だとか、ないとかって…』
五条「そうそう、流石A」
でも、なんで特殊消防隊が護衛を依頼するんだろう
虎杖「じゃあ、その街に呪霊が沢山いるから市民を守ってほしいとか?」
五条「まぁ、単純に考えるとそうかな」
単純に考えると…?
五条「僕的には特殊消防隊には別の目的があるかなって思ってるんだけど―――」
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作者名:うどん | 作成日時:2024年3月21日 13時