米粒くらいの正義感 (ページ9)

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陽キャって怖っページ9

「だって、お前面白いじゃねぇか！」

『Oh…』

やっぱ、こういうとこが子供っぽいんだよ。
そして、そこが尊い…

「じゃあ、宴だ！」

お母さんへ
この世界の人はなぜこんなにも宴を開くのでしょうか…

「こいつが新入りのAだ！自己紹介しろよ!」

そう言われ、甲板の上に立って下を見てみると、

人が多すぎて、緊張が…コミュ障が…

『はじめまして!今日からここでお世話になるAです！不束者ではございますが、よろしくお願いします!』

「おぉ！」

みんなが、また飲み食いし始めると、そこにみんな大好きイケオジベックマンさんがやってきた。

「楽しんでるか?」

『まだ、全然緊張してますけどねー』

なんて、世間話をしていると、ベックマンさんが急に、

「お前は、なんでうちの船で働こうって思ったんだ?」

突かれたくないとこ、クリティカルヒットするじゃん。

怖っ。

『大切な人を助けるためですかね、まぁ、助けられるか分かんないですけどねー』

「やってみないと分かんねぇだろ、だつて、俺達は海賊だぞ？」

ヤッバ。好き。

その後も色々とベックマンさんと話しているうちに、だんだん眠くなってきた。

『あー、ベット行かないとぉ〜』

「って、寝てるじゃねぇかよ。寝付くの早えな」

「おやすみ、A」