ちょっ、待てよ！【鬼滅の刃】

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｢…義勇｣







柱合会議が終わって直ぐ



言いたい事は沢山ある



ぶつけたい感情も



どれも全て今日、今、ちゃんと話をしないといけない気がした






｢なぁ、義勇｣




冨｢…なんだ｣




｢言いたい事は分かってるだろ｣




冨｢俺は忙しい｣




｢…そんな事私には関係ない｣







その場にいる全員が息を飲んだのが手に取るように分かった



それくらいこの場が緊張感に満ちている



いつもなら




皆無事に生きてて良かったよ




そう笑いあってる筈だからしょうがないんだろうけどさ







冨｢お前の言いたい事の為に時間を割けるほど俺は暇じゃない｣



冨｢後程手紙を寄越せ｣




｢ｯ…｣








全く…嫌になるよ



なぁ？義勇








｢…義勇｣



冨｢だから何度もi((｢義勇！！｣



冨｢ｯ…!?｣







…もう私の目すら見てくれないの？









．









．









．









．









｢…全部｣

｢全部、終わりにしよう｣






もう、目尻が痛むのも



滲んでぼやけた視界も



打った右手が痛むのも








久しぶりに合った藍色の目も








＿＿全部



ーーー



宇｢(やべえ、ド派手に修羅場じゃねぇか)｣


宇｢(いや、残った柱は帰るべきなんだろうが)｣




宇｢(帰れる雰囲気じゃねぇ…)｣





内心よく言ったと思っているが


ただ、場所を考えて欲しいと


気まず過ぎるとその場に立ち尽くす柱たち


何かを察した悲鳴嶼はただ無言で手を合わせて泣いている






｢｢(どうしたらいいんだ…！)｣｣

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