愛され少女が目を覚ました話【鬼滅の刃】

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｢なぁー義勇ーー｣





冨｢なんだ｣




｢私、天元の訓練だけでもう死にそうなんだけど｣




冨｢…それだけ体が訛ってるって事だろ｣




｢ってか、体が訛ってるって義勇もじゃね！？｣







天元の鬼訓練から脱走して義勇の屋敷に来た訳だが



私はあまりの疲労に大の字で横になっている



…もう体が痛くて痛くて死にそうだ







冨｢俺はもう殆ど回復しているからな｣




｢なにそれ！ずる！！｣



冨｢ふん｣







薄ら笑みを浮かべている義勇可愛い






｢じゃー回復してんなら義勇も参加しなよ、強化訓練｣





冨｢…｣





｢え、何その無言｣




冨｢…俺はやらない｣








そっぽむく姿も可愛いね！？君！！




でも、私だって生死さまよって頑張ってんだから




義勇だけ高みの見物みたいなのも気に食わないわけよ！！



勿論抵抗するぜ！？言葉で！！！(拳で←)









｢理由は知らんが皆頑張ってやってんだろ。この前の柱合会議と言い、何をそんなに嫌がってんの｣




冨｢…関係ない｣




｢はぁぁ！？関係あるもんね！！！なんてったって私は義勇の大好きAちゃんだぞおら！！！それだけで知る権利あるからな！ばぁーか！｣




冨｢…(何だこの餓鬼…可愛い…のか？)｣





冨｢はぁ｣









．









．









冨｢………なぜって、俺は水柱じゃないからだ｣







何言ってんだこいつ

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