愛しの彼女に振られた件について【鬼滅の刃】

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Aのいない日常とはこんなにつまらなく





こんなにも長く感じるものなのか





…つくづくAの重要さを実感する






早く任務を終わらせてAに会いに行こう









甘｢うん、これでもう思い残すことはないわ！！それでは任務に向かいましょうか！！｣




｢ああ｣




甘｢…あれ？あそこにいるのは…｣




｢？？｣









甘露寺がおーいと走っていったその先には俺のAと時透がいた





……なぜお前がAといるんだ





Aの横に立っていいのは俺だけ









｢やあ、蜜璃……と義勇｣








今朝見たAとはまた格好が変わっている





ほんのりと口紅が塗られていてふっくらしている唇





Aらしい簪で髪の毛は上でひとつにまとめられていて




後れ毛がかかる首はそれはそれは絶景だ




何がいいってそんなAに義勇と呼んでもらえたことが何よりも嬉しかった








時｢2人はこれから任務？｣









お前がAの横にいること以外は。だがな








甘｢そうなの！北の遠方で鬼舞辻らしき目撃情報があって！！Aちゃん達は？｣







それによく見るとAと手を繋いでいるだと？




なんの権利があって手を繋いでいるんだ




俺でもまだ繋いだことがないというのに…









A｢え！？私達！？えっとー…｣



時｢でぇーとだよ｣





｢ｯ……｣









．









．









心臓がﾄﾞｸﾝｯと嫌な音を立てた

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