元開久、現今井谷川の僕【今日から俺は！！】

開久と紅高 ページ8

谷川さんが、開久に殴られてる..



『っい！相良！何してんだよ！谷川さんに！』


相良「..今井の奴が開久の奴やりやがったんだよ」


『..本当に、悪かった。だから、紅高は、許して下さい』



土下座をして謝る、プライドを捨ててまで、守りたいから。



谷川さんを傷つけられて、初めて開久にこんなに殺意がわいた。



相良「ちょ、や」


『..これ以上続けるのなら、私は開久の敵に回ります』


相良「あ、いや」


片桐「..何してる、おい、頭をあげろ」


『..谷川さんと、今井さんを、傷つけないで下さい。これ以上は、やめて下さい....』


片桐「頭をあげろ！」


『..開久を傷つけたのは本当にすいません。分かってます、開久を傷つけた奴は許さないって、もしまたやった場合は、私に何をしても構いません。今回ばかりは、許して下さい』


谷川「A..ちゃ、ん」



未だに頭を擦り付け謝るAの姿に、開久は呆然としていた。



片桐「もう分かった、手を引く」


『..今度、お邪魔するな』


相良「..ああ」


谷川「..Aちゃん」


『今井さんも呼んで、説明します』


今井「Aさん！谷川！」


『..今井さん』









＊









そうして、説明を終えた。



今井「..頭まで下げさせて、悪かった」


『いえいえ、僕ッスから！それに、もう開久に手を出さないで下さい、私に..あなた方を殺させないで下さい』



その言葉を聞いた瞬間、二人は血が抜ける感覚を感じた。



谷川「すいません、俺が、弱いから」


『弱くない。少なくとも、私より..』



私は、結局どちらの味方についていいか分からないでうだうだしてる。



『気をつけて下さいネ』

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