開久 ページ6
『..あのー、今日用事あるんで』
谷川「何があるンスか?」
『開久に、まあ、ついてきてくれてもいンスけどね?逆に危ないと思うんで』
少し申し訳なさそうに苦笑するA、確かに開久に一緒にいくのはそれは自ら死を選ぶのと同じことだ。
『..じゃあ、すいません。気をつけて』
*
『久しぶりだな』
開久1「Aサーン!」
開久2「元気そうで何よりッス!」
開久3「そ、それより、紅高の僕になったって..」
『あぁ、知ってるだろ?私は尊いものが好きなんだよ、アイツらは可愛い、側で見てたいからな』
恋愛観だとしても、違うとしても、むかしから大体こんな調子だったA、そのためこれを聞いて心底安心し開久。
相良「ヨオ、A」
『相良ァァァ!』
思いっきり抱きつきがっちりホールド。
開久4「やっぱり、見た目と心があってないよな」
開久5「関東一のスケバンがこの調子だとな..」
片桐「来てたのか」
『智司ィィィ〜』
片桐にも抱きつくA、こんなことできるのはA位だ。
『開久の戦力的には平気か?私が強いとは言わないが、No.3だったしな』
女がNo.1、頭は舐められるとAが望んだことだった、そのため一応No.3だった。
片桐「舐めてかかるやつもいたが、返り討ちにしてやったさ」
『アッハハハ!ざまあねぇな!』
さっきとの変わりよう、これも本物だが、さっきまでのも本物、二重人格を疑うほどの変わりように始めてみた人はとても驚く。
『逆に紅高はな、私が番長みたいになっちまった、私を見ると頭を下げて道開ける輩が多すぎる、ったく、今井も舐められすぎだ、強いことには強いのにな』
相良「お前と比べりゃあカスだからなぁ」
『んー..まあ、な』
片桐「A、最近金髪の石橋とツンツン頭の吉村知らねえか」
『ふざけた真似しやがって..そりゃぁ偽名だなぁ、三橋と伊藤だ、軟高のな』
片桐「..なるほど」
相良「そこまでわかりゃァ楽勝だな」
『私はいざというときしかでないからな』
相良「わーてるよ」
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文 - かなと様、失礼しました。 (2019年8月5日 12時) (レス) id: 11181e08aa (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月5日 10時) (レス) id: 268a9b2673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文 | 作成日時:2019年8月5日 9時