怒り？ ページ40
『谷川！？あれ？どうしたの？』
谷川「え、いや、Aこそどーしたの？それ」
『ふふ、かっくいーダロ？』
谷川「うん、好き」
『はぅあ！』
谷川「俺は、余裕だから笑いでもとってろって」
成る程、けどね、うん。
『..ついてきて』
谷川「分かった」
＊
『オイ、中からする声、明らかに知り合いなんだよネ』
？「しらねーよ、何言ってんだよ」
？「なーんだ、女か」
今井「A..」
？「この見た目といい..Aと呼ばれてたことも、あんた」
『開久、冷血の黒い薔薇の仲間達に、随分舐めた真似してくれたじゃないのさ！』
思い出すよ、開久時代のことを....
『..ほら。きなよ』
男二人の攻撃を手で受け止める。
『ｱｯﾊﾊﾊﾊ！こんな攻撃効かないよ！はい。シューリョー』
一瞬見えたAの過去の、開久。
【 相良と智司の両方の面を持ち開久を従える裏番で――の、女】
違うし、あんなやつの女じゃないし、初彼ダヨ谷川が。
『..本当、嫌なもん思い出したよ』
今井「A？」
谷川「どうしたの！？痛い？」
『..え？』
谷川「え？泣いてる、から」
『....何でもないよ。ほら、女、まだやるの？』
女「やーめたっと。バッカらしいーわ。アンタの勝ちですわ、全然カナイませーん。ハイドーゾ」
そう言って差し出したのは財布だった。
『なんだよ、コリャ』
女「ヤーネー、サイフよ、戦利品でしょ。ゲームに勝った賞品よ」
『ゲームなんてした覚えはない』
女「真面目ぶっちゃってさ。よーするに、アタシがムカつくんでしょ。好きにすれば。殴りゃいいじゃん、アタシが勝ったんだから、ウダウダ説教聞くヨカマシよ」
『さんざん仲間いじめて何言ってんの、そんな態度で』
女「やってることはかわりゃしないのよ。むかつくからけんかすんでしょ？」
おっとウダウダうるせぇしムカつく。
『やってることは、確かに同じだ、私らも気に食わねぇからぶん殴る。でもさ、別に報酬とか、ゲームとか、そんなんでじゃないんだわ、アンタらのはたちがわりぃ。分かったら、考え直してみな。ほら』
そう言って手をさしのべる。
女「..Aさん」
『帰ろっか？みんな』
何事もなかったように帰っていくA達。
女「Aさん..カッコいい」
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文 - かなと様、失礼しました。 (2019年8月5日 12時) (
レス) id: 11181e08aa (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月5日 10時) (レス) id: 268a9b2673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文 | 作成日時：2019年8月5日 9時
