爽やかな今井 ページ36
『..今井さーん。女狙いッスか?』
今井「何言ってるの、いつもこうだろ?」
『..谷川、私元の今井さんの方が好き』
谷川「うーん」
今井「谷川ちゃん、そーじゃないよ」
谷川「えっ..」
嘘でショー?
理子の所にお茶とクッキーを運ぶ今井さん。
今井「フォーションのアップルティーです。と、それから、コレ、俺が焼いたクッキーです。よかったらどーぞ」
理子「アリガトウ」
そんな、今井さんが、クッキーを焼いただと?もはや誰だよ。
谷川「クッキーなんて焼けたんスか」
今井「はは、少し頑張ればね」
『誰だよ〜!もはや誰だよ〜!元の今井さん返せよ〜』
そんなことをいってると、今井さんの知り合いらしき女の子二人が入ってきた。
『..あ、お水だしてきます』
女1「あ、今井君の知り合いのこだよね?」
『はい。今井さんのしも、ゴフッ、と、友達デス』
女1「あ、よかった!彼女じゃないんだ!」
『はい。それにしてと、可愛いですね..今井さんにはもったいないくらい』
女2「そ、そうかな?」
社交辞令知らねえのか、とブスになら思うけど、ガチで可愛いよ、今井さん、春ですよ。
けど、なんか..今井さんが、違う人になったみたいで、私達が要らなくなっちゃうみたいで、さみしい。
女2「ネェ!普段の今井君ってどんな感じ?」
『うーん..単純単細胞馬鹿だけど、優しくて頼りになる、男気のある人..ですよ?』
女2「なんか惚れてるみたい!」
『へ?私が?』
尊敬と尊いが混ざった存在なんだけどな。
男1「ねー君、可愛いねぇ」
『..誰にですか?すいませんが、お客様に絡むのは』
男1「君だよ、きーみー」
『はぁ、私ですか?』
男1「俺と遊ばない?イイコトして、さァ?」
『お断りします』
キモい、とにかくキモい、消えろ。
男1「まぁ、拒否権なんてないんだけどさァ」
『..はぁ。ったく、今井さんも、谷川も、助けろ、や!』
助けろや、と共に肘で腹を殴る、はい、終わり。
『失礼しましたー』
谷川「助けろって言うけど、顔が殴りたいって顔してたよ」
『うっわどんな顔だろ、ブス?』
谷川「可愛い」
即答、スって言う前には言われたよ。
女1「やだっかっこいい!」
『はい?』
女2「憧れる〜!」
『あ、あはは』
なんでだYO。
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文 - かなと様、失礼しました。 (2019年8月5日 12時) (レス) id: 11181e08aa (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月5日 10時) (レス) id: 268a9b2673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文 | 作成日時:2019年8月5日 9時