岩ちゃんの告白現場に丁度遭遇したからついでに邪魔したった「岩泉・及川」

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及川side





「……(むっすー)」




花巻「なんつー顔してんだよ、ほれ」







飲み物を買おうと自販に



向かったけど同時にマッキーに


遭遇して、アクエリを投げられた






「マッキー、男前」



花巻「あ？お前に協力するつもり
はねぇから」



「前言撤回、敵」







なんて言いながらも内心


感謝してる






親友と好きな子が結ばれるなんて



それはそれで応援したいと思う



でも





俺も、好きなんだよ







あの子じゃなきゃダメで






あの子は岩ちゃんが好きってすぐ


分かったから







嫌で








嫌になって







からかう感じで、軽い感じで




邪魔したけど






内心、やばかった







どす黒い感情で埋め尽くされ



イライラ、嫉妬、悔しさ、虚しさ




悲しさなんて通り越した







だったら、邪魔してやればいいって









花巻「及川！」




「……!なにさ」




花巻「6人で強い方が強い」



「……」



花巻「それは恋愛でも同じだ、
確かに俺だって嫉妬の一つや二つ
してるし、岩泉だって、あいつだって
そうだ。でも及川は1人じゃない、
主将のお前がそんなんでどうすんべ」





華やかな笑顔で笑うマッキー







「ありがと、少しは落ち着いた」




花巻「おーう、でも俺も恋敵なのを
忘れずに」




「わーってるしー」







穏やかになっていく心



危なかった、また病むところだった






マッキー達がいなかったら、俺





花巻「お前一方間違えれば危ねー
もんな」



「ど、努力はしてます…」



花巻「してもらわなきゃ困るっ
つーの、ヤンデレにだけはなるなよ？」





「ないない」









そして俺の目に移った光景は




岩ちゃんとあの子だった






花巻「あれ、あの2人」




「………」




花巻「……はい我慢ー」





「離せええええええええ!!!!!」←←







やっぱ、やっぱ









目の前で結ばれるのは嫌だ！！

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