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作業員さん達はみんなあたふたしている
「『ｴｪ…』」
と私たちが驚いていると
？「歌苗 A 」
声のするほうを見てみればそこには
ドレスを着ているお祖母様の姿が
お祖母様「いらっしゃい」
歌苗「お祖母…様？」
『本物？』
手を出してきたので私と歌苗は思わず手を握ってしまった
ベト「はっはっはっ!!そうだっ これこそが思い出せずにいたもの!!“ 湧き上がる情熱!!”“ 紡がれる旋律!!”
我が力 ムジークよ!!」
モツ「あははっ！君も我慢してたんだね！！」
声のする方を見てみればモツさんがオルガンの上に乗って空を飛んでいた…
『なんで!?えっなんで空飛んでるの!?』
ムジークに合わせて解体車が動き出す
モツ「君たちも！」
モツさんがそう言うと鉄球のついた車が浮き、ロボの形へと変形する
モツさんが乗っているオルガンも形が変わりどこからともなくピンク色の布が現れスカート見たいにしてしまった
そのままロボバトル突入しそうな位の勢いでいがみ合ってた2体のロボは、手を組みあってダンスを踊る
モツさんもロボットの上でクルクルと回っている
作業員「楽しい…踊らずには 居られない」
歌苗もお祖母様と一緒に踊っている
歌苗「舞踏会………出来ました」
お祖母様「ここは、音楽と皆の笑顔に満ちた幸せの集う場所だったの」
『…お祖母様( ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )』
やばい…なんか涙出てきた
「『この屋敷は私達が守ります』」
歌苗もどうやらこの館を守っていく、って決めたみたい
……てかモツさんよくあの上から落ちないよね
バランス感覚すごい…←
ベト「Das Ende!!!」
ベトさんがそう言うと屋敷がまた光に包まれて
次に目を開ける時には先程踊っていた人達、お祖母様はいなくなっていた
作業員1「な、なんだったんだ…今のは…!?」
作業員2「幽霊屋敷だ…!!」
〈奏助？そーすけ？〉
歌苗「お祖母様…」
『歌苗…泣かない泣かない!!』
と言いながら歌苗の涙を拭う
歌苗「お姉ちゃんだって泣いてたくせに…」
『なっ、なんのことかな…( ˙³˙)』
歌苗「…(´˘`＊)」
そんな話をしていたら解体業者は気味悪がって帰ってっちゃった
まぁ歌苗も笑顔になれたし、一応音羽館も無事だし、
怪我人もいなかったから…一件落着 かな？
ベトさんに感謝しないとね(*´ω｀人)
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作者名：アイスですm(*_ _)m | 作成日時：2022年5月29日 7時
