03__お部屋 ページ3
なんだかんだあり、颯太くんのお部屋にお邪魔することに。
男の子の部屋にしたは片付いてるな、という印象で…大きめな水槽に、綺麗な熱帯魚が数匹。
「わ、綺麗！」
水槽を眺めていると、
颯「魚、好きですか？綺麗ですよね。俺もよく眺めてて…」
颯太くんが隣に。
横顔、綺麗だなぁ…隣に立つと意外と身長大きいんだな…
颯「〜ですよね。Aさんもそう思いませんか？」
「えっ？あ、そう！そうですね！」
いきなりの質問に焦って返事をする。
なんとか誤魔化せたみたいだけど…危なかった。
湧「あ。お姉さんはAちゃんって言うんだよね。
俺は４月から高3の元木湧！
わっくわくの、わくね！」
そう言い、またあのキラキラスマイルを振りまいてくる。
眩しい。あまりにも眩しすぎる。
「よろしくお願いします…
ということは、颯太くんも同じ歳？」
颯「俺は１つ下の、４月から2年です。
…まあでも、湧は年上感ないけど」
颯太くんはふふ、と笑いながら冗談めかしく言った。
なんだとー！ と、湧くんも。
ここで気になる質問。
「…颯太くんはなんで、一人暮らししてるの？」
颯「ん〜…あー…仕事？の関係…？」
あまり歯切れの良くない回答。
仕事？って…
湧「そうそう、俺たちこう見えてジャニ…」
颯「わーーー！わーー！！！」
湧くんが何か言いかけたところで、颯太くんが阻止したように見えた。
なに、この子達危ない仕事でもしてんの…？
「聞いちゃいけないこと聞いてごめんね…！
でもあんまり、危ないことしちゃダメだよ。」
颯「う…はい…。」
湧「危なくないもーん。」
...
それから1時間ほど3人で話し、解散した。
隣人に男子高校生がいる生活か…どうなるんだろう。
新居での生活が、少しだけ楽しくなった気がした。
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たまるら(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです(><) (2020年4月9日 1時) (
レス) id: 14c0aebc4f (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 設定がすごくリアルでめちゃくちゃきゅんきゅんします！更新楽しみにしてます！ (2019年6月28日 19時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 清良さん» ありがとうございます（ ; ; ）！頑張ります！ (2019年6月4日 1時) (レス) id: 522891c946 (このIDを非表示/違反報告)
清良(プロフ) - いつも更新おつかれさまです！うっちーがかわいくて一人でニヤニヤしながら読んでます笑 応援してまーす！ (2019年6月3日 20時) (レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴ | 作成日時：2019年3月24日 3時
