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『もしもし、うっちー？』
喉の乾きを潤す為にコンビニへ向かって歩いていると麻也から電話があった。その声を聞くのは久しぶりのことだった。
『しばらくぶり。どうした？』
『今度の広島戦の日さ、ホームでしょ？ちょうどオフで、なっちゃんも休みだし、都合つけて試合観に行こうかなと思うんだけど、その後3人で飯でもどう？』
『え、マジで観にくんの？』
『うん、そのつもり。てかチケット取っちゃったしね。で、どう？試合のあと暇？』
『んー、多分大丈夫』
『オッケー。また連絡するわ』
じゃあね、と切られた電話をポケットにしまい込み、ショーケースに並ぶジュースの中から、さて何にしようかなと一番最初に目に入ったのはいちごみるくだった。
それから連鎖するように思い出したのはAちゃんのことだった。元気にしてるかな、なんて片隅に思いながらも今の俺には関係ないかとすぐに考えるのを止めた。
「あ、そのままで」
「かしこまりましたー。ちょうどいただきまーす。ありがとうございましたー」
ストローを挿してすっかり乾いてしまった喉へ流し込むと、口一杯に甘ったるさが広がった。
妙に懐かしさの残る甘さを感じながら、ふと空を見上げると星がキラキラと光っていた。こんなにまじまじと夜空を見るのはたぶん初めてだった。
「変な夜」
ぼそりと呟いた言葉はそっと空に消えていった。
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sara(プロフ) - ぼむさん» こんばんは。はじめまして。こんな暖かいコメントを頂いているのにも関わらず、相変わらず筆不精な作者を許して下さい。ホントにマイペースではありますが、更新させていただきますので、よろしくお願い致します。 (2015年3月31日 22時) (
レス) id: 12f88f811d (このIDを非表示/違反報告)
ぼむ(プロフ) - はじめまして！とても楽しく小説読ませてもらってます！続きが気になります！お身体に気をつけて更新頑張ってください！応援しています！ (2014年8月27日 17時) (レス) id: 3de67abfa3 (このIDを非表示/違反報告)
sara(プロフ) - ただなちゅんさん» はじめまして。返事が遅くなってしまいすみません。楽しみに待ってくださっているのに、とろくさい更新で心が痛みます(´;ω;`) なるべく早く更新出来るよう、頑張りますね！コメントありがとうございました＊ (2013年12月21日 4時) (レス) id: 1ce5ee7d5f (このIDを非表示/違反報告)
ただなちゅん(プロフ) - はじめまして！主人公とウッチーくっついてくれっっ><更新楽しみです！大変だろうけど毎日楽しみにまってますね☆ (2013年11月17日 15時) (レス) id: 8029ae8edf (このIDを非表示/違反報告)
saaaaa(プロフ) - ＃06 ちぃ。さん» はじめまして。そう言っていただけて嬉しい限りです！なんだか心がじわーん、と暖かくなりました！マイペースで頑張ります。よければまたいらしてください＊ (2013年4月27日 22時) (レス) id: 69cc8b7f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sara | 作成日時：2012年8月24日 16時
