あ、元木の姉です (ページ26)

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27話ページ26

深田「こんにちは！」

『こんにちは～なんでここに？』

深田「ん～今日オフだったんで散歩でもしようかなって歩いてたらたまたまAさん見つけてきちゃいました(笑)」

あーーも、どうもアイドルは苦手だ

普通にこういうこと言ってくる

湧だって深田君だって

深田「Aさんはなんでここに？」

『大学終わって時間あるから寄り道かな～』

嘘。深田君がオフのように湧も今日オフで家にいてなかなか帰りづらくて

雰囲気のよさそうなここに立ち寄ったの

深田「そうなんすねっ、Aさんなんか悩んでます？」

『え？』

深田「違うかったらいいんすけど！！！なんか表情暗いしなんかあったのかな～って

いきなりすみません、」

『んーん。ありがとう。』

深田「いやっ、おれは、その、、、」

『ふふっ(笑)』

慌てる深田君がなんだかかわいくて思わず笑みがこぼれた

深田「Aさん」

『ん？』

深田「今日って時間ありますか、」

『今日はバイトもないけどどうして？』

深田「ないんすね！じゃあ俺とご飯行きましょ！」

『え、いやだよ』

深田「即答は傷つきますって(笑)いいからいきますよ！！」

『ちょっと！』

深田君はおもむろに私のお出をつかんでそのお店を出た