あ、元木の姉です (ページ25)

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26話ページ25

次の日私は一人でカフェに来ていた

『はあ、、、』

湧が思春期になってあまり話さなくなって

この気持ちに区切りがつけられそうだったのに

最近の湧は思春期が終わったのか

私になついてる(？)

『これじゃあ抑えられる気がしないって』

高校を卒業して髪も染めて一段とあか抜けた湧

今まで招待されたライブに行かなかったのも

湧がキャーキャーされてるの見るのがつらいからで

姉弟だから好きになったらいけないししかもアイドルってね

前世の私神様に嫌われることしたの

高校の時だって湧を忘れようと付き合ったりしたけど

結局は忘れられなくて

もうどうしたらいいのかわからない

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？「Aさん？」

一人でため息をつきながら考え事をしていると不意に声をかけられた

『ええっと、深田くん？』

深田「そうっす！覚えててくれたんすね！」

深田君は何も言わず私の前に座った