あ、元木の姉です (ページ2)

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2話ページ2

『いつもの現場？』

元木「そう！」

コンタクトとマスクだけつけてノーメイクで車を走らせた

元木「まじでごめん起こして」

『いいって別に(笑)』

朝から起こしたこと少しは反省してるみたい

『あんたも免許取ったら？』

元木「今はいいかなって」

『免許とったら寝坊しても自分で行けるじゃん』

元木「それはそうだけど、俺姉ちゃんの運転好きだから」

『はいはい、足にされてますよ』

湧と話しているといつもの現場が見えてきた

『どう？間に合う？』

元木「うん」

『そう、気を付けていきなよ』

元木「ありがとう！！」

撮影所から少し離れたところに湧をおろそうと

車を道のわきに止めると

？「あれ、湧？」

？「湧くん送ってもらったんすか！」

元木「あ、颯太と深田じゃん」

湧のメンバーかな？

ドアを開けたまんまで話すもんだからなかなか出発できない

『湧ドア閉めて帰るから』

元木「あ、ごめん！姉ちゃんありがとう！！」

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『帰りハーゲン』

それだけ言い残して車を発進させた