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｢はい。優しく抱っこしてあげてくださいね｣
｢はーい。…うわー、モフモフしてる！｣
｢ほんと、可愛いね！｣
天使の笑顔をした少年がモフモフのモルモットを抱えてるのを見れるなんて……。俺、こんなに幸せでいいのかな…←
｢けーちゃん？どうしたの？｣
｢(…ﾊｯ)ううん、なんでもないよ。モルモット可愛いね｣
｢うん！ねー、たーくんは？来ないの？｣
｢ん？あー、タカは動物触るのあんまり得意じゃないんだって｣
｢え…。動物見るのも？｣
｢ううん、見るのは楽しいんだって｣
｢よかったー｣
｢どうかした？｣
｢……だって、遠足楽しくなかったら嫌だもん…｣
またこの子を少し悩ませてしまったみたい。
タカが、シゲと過ごすのを楽しくないと思うはずがない。なんなら、もしシゲと2人で動物園に来たならばこういうのも一緒にできるくらいのモチベーションだ。
｢大丈夫だよ。タカ、今日ずっとニコニコしてるでしょ？｣
｢うん…｣
｢もし気になるなら、後で聞いてみな。ね？｣
｢…うん｣
｢よし、この話はおしまいね！せっかくのふれあいコーナー、楽しもうよ｣
｢うん！｣
その後、時間が許す限りふれあいコーナーを楽しんだ。時間が来ると、シゲは名残惜しそうに飼育員さんにモルモットを手渡していた。
｢お、シゲ。楽しかった？｣
｢うん！あ……｣
｢どうした？気になることでもあった？｣
チラリと俺を見上げてきた。俺は、少し頷いた。
｢あ、あのさ、たーくん｣
｢ん？なーに？｣
｢……遠足楽しい？｣
｢楽しいよ？どうして？｣
｢たーくん、動物触るの苦手でしょ？だから、遠足楽しくないんじゃないかなって思ったの…｣
今度は、タカが俺を見る。またしても頷く俺。
｢何言ってんだよ。俺が楽しくなさそうに見える？｣
｢……ううん｣
｢それに、俺はシゲと一緒ならなんでも楽しいんだからね？｣
｢そうなの？｣
｢うん。だから、俺は今めっちゃ楽しいよ｣
｢そっか……。ありがと(ﾆｺｯ｣
｢(ｽﾞｷｭｰﾝ)｣
あ、タカ今撃たれた笑
｢もうこの話は終わりね？さて、お昼にしよっか！｣
｢うん！｣
｢じゃあ、俺席取ってくるわ。シゲ、一緒に行こ？｣
｢行く！｣
祐也がシゲの手を取って広場のテーブルに向かって行く。
｢……おーい、貴久さーん…？｣
｢マジであの笑顔は不意打ちすぎるだろ。第一、俺が楽しくないわけないし。……(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ｣
あー、ダメだこの人。てか怖い。
｢あのー、『シゲが』向こうで待ってるので行きませんか？｣
｢行く！｣
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きゅうり｡(プロフ) - 更新お疲れ様です！個人的には大人時代がどんな感じか気になるので大人時代が読みたいです(*｀･ω･)ゞいつも更新ありがとうございます！ (2019年4月6日 16時) (
レス) id: 9dc82746ac (このIDを非表示/違反報告)
天羽 凛 - いつも楽しく読ませていただいています♪もう少し子供のシゲが見たいです！！ (2019年4月6日 7時) (レス) id: 28ea24e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちゃん - もう少し子供時代で癒されたいですww (2019年4月6日 1時) (レス) id: cfad8bd8ff (このIDを非表示/違反報告)
みい。(プロフ) - はじめまして！大人時代の頃の話が読んでみたいです！これからも応援してます！ (2019年4月5日 20時) (レス) id: 48a8625098 (このIDを非表示/違反報告)
レンカ(プロフ) - あーちゃんさん更新お疲れ様です！大人時代のお話も読んでみたいなぁと思っています！これからも頑張って下さい！ (2019年4月5日 19時) (レス) id: 8cec4dd1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2019年2月9日 8時
