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翌日、昼ごはんを食べ終わってのんびりしてるシゲに話しかけた。
｢ねえ、シゲ｣
｢ん？なーに？｣
｢ちょっと、慶ちゃんとお話しない？｣
｢……いーよ｣
｢ありがとう｣
シゲを膝に乗せて、話し始める。
タカと祐也はダイニングテーブルにいるよ。
｢シゲ、なんか慶ちゃんにお話することない？｣
｢……ないよ。この前も言ったじゃん｣
｢…そうだったね、ごめんね｣
｢…うん｣
やっぱり話してくれないかー。
どうするのがいいんだろ…、なんて考えていると向こうから声がした。
｢ねえねえシゲー｣
｢なーに、ゆーくん｣
｢俺、毎年シゲと一緒に遠足行くの楽しみにしてるんだけどさ、今年って無いのー？｣
｢え……｣
助け舟を出してくれたのは祐也だった。
こういう時に本当に頼りになる。
｢無いなら俺、超ショックだわー。今年がシゲと行ける最後の年なのにー｣
｢えー。シゲ、遠足ないのー？｣
タカも助け舟に乗ってくれた。
｢…………あ、あるよ(ﾎﾞｿｯ｣
｢え、マジ!?やった!!｣
｢よっしゃ、シゲと遠足行ける！｣
本当に小さい声だったけど、2人はちゃんと反応してくれた。
｢シゲー、遠足いつー？｣
｢えっと、1ヵ月後の金曜日…｣
｢オッケー、予定空けとかないと！｣
｢え、来てくれるの……？｣
ここに来て、2人の動きが一瞬止まった。
でもすぐにニコニコした顔に戻る。
｢あったりまえじゃん！｣
｢絶対行くからな｣
｢え、学校は……？｣
｢1日くらい休んだって大丈夫だよ。学校はいっぱい行ける。でも、シゲとの遠足はこれで最後なんだから｣
｢……ありがとう｣
顔を赤くして、そして少し目をウルウルさせたシゲが、今度もまた小さな声で言った。
｢別にお礼言うほどのことしてないからな｣
｢そうそう、俺らのワガママなんだよ笑｣
わしゃわしゃシゲの頭を撫でる2人。
俺の方がお礼を言いたいくらいだよ、ありがとう。
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きゅうり｡(プロフ) - 更新お疲れ様です！個人的には大人時代がどんな感じか気になるので大人時代が読みたいです(*｀･ω･)ゞいつも更新ありがとうございます！ (2019年4月6日 16時) (
レス) id: 9dc82746ac (このIDを非表示/違反報告)
天羽 凛 - いつも楽しく読ませていただいています♪もう少し子供のシゲが見たいです！！ (2019年4月6日 7時) (レス) id: 28ea24e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっちゃん - もう少し子供時代で癒されたいですww (2019年4月6日 1時) (レス) id: cfad8bd8ff (このIDを非表示/違反報告)
みい。(プロフ) - はじめまして！大人時代の頃の話が読んでみたいです！これからも応援してます！ (2019年4月5日 20時) (レス) id: 48a8625098 (このIDを非表示/違反報告)
レンカ(プロフ) - あーちゃんさん更新お疲れ様です！大人時代のお話も読んでみたいなぁと思っています！これからも頑張って下さい！ (2019年4月5日 19時) (レス) id: 8cec4dd1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2019年2月9日 8時
