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ワンシーン11 ページ7
「あの時、君を救えなかったことをいまだに悔やんでいるんだ｡本当にすまなかった」
「やだ、やめてくださいよ｡頭を上げてください」
ガラス越しに少女が慌てる様子が見えた｡
「あなたが謝ることなんか1個もないんです｡あの頃の私はどうかしていましたから」
むしろ、と言葉が続く｡
「私はもう十分すぎるくらいに救ってもらいましたよ｡あの時あなたがいなかったら」
今、私はここにいないはずです｡
聞こえなかった声にしっかりと耳を傾けた｡
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実はワンシーン8と繋がってます｡
別々でも成立すると思われます｡
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作者名：futureblue�鏡� | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2019年1月29日 18時
