【ネタ提供】私の妄想、貰ってくれませんか？その2 (ページ19)

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ネタ56 未だにページ19

彼氏に会った｡
高校時代に付き合い始めて、別学校だったこととスマホの調子が悪いせいで連絡がとれなくなって、そのまま音信不通でもう胸を張って彼氏だと言えない、あの男に｡
隣には可愛い女の子｡
新しい彼女を見つけたんや｡
自分の存在が原因で次の恋に進めなかったら胸糞悪いと思ってたから、よかった｡
見なかったふりしてその場を離れたのに、あの男は彼女さんから離れてこっちに来る｡
久しぶり｡
どちらからともなく、ぎこちなく言った｡
沈黙が流れるのは嫌だったから、言葉を紡いだのは自分の方｡
さっきの子、付き合っとるん？お似合いやね｡
あの男はやっとこっちを見て聞いた｡
本気で言っとるん？
射抜くような視線から逃げるみたいに俯いて頷いた｡
俺はまだ、好きやった｡
去り際にそう残してあの男はいなくなった｡
じゃあ、本当のこと言ってもよかったの？
だってアンタには可愛い彼女がいるのに、まだアンタのこと好きだって言ってよかった？忘れられないって言っても怒らなかったの？
ねえ、アタシは｡
「どうすればよかったん……？」

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方言がおかしかったらすみません｡
どこから自然消滅になるんだろうとよく考えますが、未だに答えは出ません｡