ネタ25 「兄ちゃん」 ページ30
幼い頃はよく幼馴染みの女の子と遊んだ｡
「兄ちゃん、公園行こ！ 」
「うん、いいよ」
1つ下の彼女が俺は可愛くて仕方なかった｡
中学に入ってからやけに不良に絡まれるようになった｡
「兄ちゃん、一緒に帰ろ！ 」
「ごめん、兄ちゃんは用があるから」
巻き込みたくなくて、彼女を避けるようになった｡
高校生になると、俺は不良グループのリーダー格に立った｡
「兄ちゃ」
「うるせえ、こっち来んな！ 」
もう俺と関わろうとしないように、彼女にキツく当たった｡
もう何年も兄ちゃんと呼ぶ声は聞いてない｡
あのまま俺は変われず、犯罪グループに入った｡
今日は新人がやってくるらしい｡結構なやり手だとか｡
そいつは前髪も後ろ髪も斜めにカットした女だった｡
女と目が合った途端に、心臓がドクンと鳴る｡
彼女はニタァと音がしそうなくらい歪に口の両端を上げて言ったのだ｡
「兄ちゃあん」
彼女を狂わせてしまったのは、俺なのだろうか｡
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想いすぎるあまり、ネジがいくつか外れてしまった｡
っていう病み気味な話がネタを思いついた当時の私はとてつもなく読みたかったのでしょう｡
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futureblue�鏡�(プロフ) - 夢華さん» ありがとうございます｡載せさせていただきました｡貰ってくださりありがとうございます! (2018年10月6日 18時) (
レス) id: 5dfeb6ba3e (このIDを非表示/違反報告)
夢華(プロフ) - はい。 (2018年10月6日 18時) (レス) id: 097c788ef8 (このIDを非表示/違反報告)
futureblue�鏡�(プロフ) - コメントありがとうございます!ネタ6ですね、かしこまりました｡OKです｡ネタ6のページに名前を載せても構いませんか? (2018年10月6日 12時) (レス) id: 5dfeb6ba3e (このIDを非表示/違反報告)
夢華(プロフ) - ネタ６頂いてもよろしいでしょうか？ (2018年10月5日 19時) (レス) id: 097c788ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：futureblue�鏡� | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2018年9月28日 19時
