始まりは突然に… ページ4
私たちの最寄りから学校までは約30分
遠くもなければ近くもない
そして電車は俗に言う通勤ラッシュの満員電車とは真反対の上りの電車で
毎日4人横並びで吸われるほど空いている電車
乗り換えなしで乗り続ける
『……ふぁぁ、、』
楓「Aは今日も夜更かし??」
『うん〜……今イチオシのトキメキにKiss読んでたら1巻から読みたくなって家中探してたら夜更かししちゃった…』
夏恋「Aちゃんそれ夏恋も読みたいから貸してよ〜〜!!」
『じゃあ今日放課後家で遊ぼーよ〜!!』
晴美「えっ!はるみも行きマース漫画興味ないけど!!!」
そんなたわいもない話をしてたらあっという間に到着る電車
学校の最寄り駅から徒歩五分
ホームから出る時も私たちの高校の制服の人で溢れる駅構内
その波に乗るように私たちもホームを出る
『昨日読んだトキキスはねぇ、
ほんとに主人公の美波くんに恋しちゃうぐらいかっこいいのっ!!!どの少女漫画よりも美波くんが1番かっこよくて一番好きで〜〜!!
もー美波くん現れないかなぁ、、』
楓「もー…少女漫画に恋するのやめなよA……」
夏恋「えーでも夏恋、こーやって夢見るAちゃんのほーが好きだよ?」
『もーこれから永遠に夏恋ちゃんとしか話さない!』
晴美「ねえはるみ何も言ってない…
………って!!
A!!!前!!」
学校前の歩道橋の下りの階段に差し掛かる部分
『……えっ、!?!?!』
前を確認した時にはモー遅くて
そのまま目の前にいる人の背中に
ドンッ!!!!
朝
目覚めた瞬間と同じぐらい鈍い音が一帯に響き渡った
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めごちん | 作成日時:2020年1月12日 2時