34.想い ページ41
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楽屋に入ると、思った通りモモはスマホをいじっていた。モモが楽屋にいるなんて、みんなにラビチャを返信してる時くらいだ。
それ以外の時間は他の共演者の所に挨拶しに行くんだから。
荷物を机に置いて、目の前に座る。
名前を呼ぶと、んー？と返事がきた。
「モモって春風さんのこと好きなの？」
「急だね？」
「そうね。」
「……えー……うん、好きだよ！」
モモが誰かを好きと言うのは珍しいことじゃない。
問題は…
「付き合いたいとか、そういう意味で？」
ということ。
ようやくラビチャを全員に返し終えたのか、スマホを置いたモモは、うーん、と唸った。
「…ユキ、オレたちアイドルだよね？」
「…？そうね。」
「うん、だからこの話は終わり！」
「ちょっと待って。なんで？」
話が終わった意味が分からない。今の話にアイドルとかアイドルじゃないとか関係ないだろう。
僕の言いたいことが分かったのか、モモは首を横に振る。
「ファンがガッカリしちゃうでしょ？オレたちのこと好きだって子たちを裏切っちゃうよ。」
「それとこれとは…」
______ﾊﾟﾁﾝｯ
モモが空気を変えるように手を叩く。
「おしまいっ！」
そのまま、有無を言わせない笑顔で会話を終わらせ
他の共演者さんに挨拶しに行ってくるね！
と楽屋を出ていった。
これ以上踏み込まないで、ってこと？
「………」
ファンは大事だ。
モモが言ってる意味は僕にだって分かる。
でも、
「モモの気持ちはどうするの？」
もし、春風さんのことを好きなら、
…その想いの行き場がないじゃないか。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイドル
和泉一織
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なのん(プロフ) - 海音さん» 返信遅くなって申し訳ないです...。いつも海音さんの作品見させて頂いてます！まさか見ていただいてるとは思わなかったので嬉しいです(TT)好きなんて言っていただいて...ありがとうございます！！遅くなりましたが乾杯しましょう！笑 (2018年8月23日 1時) (
レス) id: ee571c91e0 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - コメント失礼します！！みんなと言ってることが被るかもしれないんですが笑わたしは本当にこの小説がすきです！先が気になってしょうがないというか笑笑あとついに3周年ですね！！ほんとに真水でなのんさんとアイナナに乾杯です！！ (2018年8月20日 7時) (レス) id: 236cf8168f (このIDを非表示/違反報告)
なのん(プロフ) - 汎用うさぎさん» コメントありがとうございます(TT)凡用うさぎさんの小説見させていただいてたので、嬉しいです...。こちらこそ見てくださってありがとうございます！！更新頑張ります！ (2018年7月8日 21時) (レス) id: ee571c91e0 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - 百がメインの小説って少なくて寂しいと思ってたんです！作ってくださってありがとうございます！更新頑張ってください！！ (2018年7月8日 11時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
なのん(プロフ) - 天愛★舞さん» 推しを好きと言ってもらえるのとても嬉しいです！天くんいいですよね...。アイナナはそれぞれみんなキャラが良すぎますよね...。 (2018年7月1日 21時) (レス) id: ee571c91e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのん | 作成日時：2018年6月24日 17時
