ツキプロメンバーと… (ページ10)

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志季05 ページ10

「…しーくん…」

ゆっくりと背中に腕を回し、しっかりとその背中を抱きしめた。

『不覚だった…まさか翼のせいでこんな思いをさせるとは考えてもなかった。』

と、近づいた眉間にシワを寄せ始めた。

「翼くんのせいにしないの…ほら眉間、シワ寄っちゃうからもうこの話はおしまい！確かにちょっと落ち込んだのはほんとだけど、里津花さんの部屋には行ってないし、怒ってもないからね？それに、翼くんも悪くないから。」

背中に回してた手を解いて眉間をつつくと、少し笑ってくれた。

『…分かった。A。お前が嫌じゃ無ければ、今日は一緒に寝てくれないか？朝のリベンジさせてくれ。俺が夢の中の翼なんか全部上書きしてやる』

少しずついつも通りの元気を取り戻した志季に、もちろん！と答えると、また抱きしめられて、頬に暖かい温もりを感じた。

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その頃共有ルームでは、里津花さんに言葉巧みに遊ばれて落ち込む翼くんと、それを見て、絶対里津花さんに隙を見せないようにしようと思った大さんが居たそうな…？

end.

書いてる途中で着地点を見失ってしまいました…