折角トリップしたのにバナナの皮を出す異能力とか聞いてない【文スト】

バナナが18本 ページ19

『いつから気づいてたの？』



「今でしょ」



『おいっ！って違うだろ！！今そんな空気じゃないし。ま・じ・め・に』



「お前の口から真面目とか出ると思わなかったわ。…気づいたのは今日会った時。こっちの世界で昨日、たまたま見たんだ。」



あーそゆこと。てか何で佐藤優希が出てくるとシリアスになるのかね〜



そういう小説じゃ無いんだけどな〜←



『で、もしかしてだけどあんたの異能も…』



「…バナナ」



『デスヨネー』



て事はだ。此奴もバナナの身を探しているのな？



「そんな事よりお前探偵社員だろ？ならマフィアから探偵社に行った奴知ってるだろ(太宰治)」



『ん？嗚呼。(鏡花ちゃんね)』



「其奴に会いたい『はぁぁぁ⁈』あ？」



『捕まえてマフィアに連れ戻す気？』



「違えよ」



マフィアに連れもどす気は無い…は！真逆



『恋煩い？』



「はぁぁぁぁぁ⁈俺が？あんな奴(太宰治)に？お前一回病院行ってこいや」



いやいや何その全否定、てかさ〜



『あんな奴って何⁈ちょー可愛いじゃんっ！見てて癒されるしもう天使レベルだよ。しかもあのぷにぷにのほっぺ！！あーもう想像したら撫で撫でしたくなって来た！アイラブマイエンジェル！』



はぁ。ついつい鏡花ちょんについて熱く語り過ぎたわ。



「え(見た感じ太宰治は可愛いさのかけらもなかった…てかほっぺをぷにぷにって…殺されるぞ⁈)」



あれぇ？何か此奴百面相してるぞ〜おっかしいなぁ〜？(コ○ナン風)



「あ、まあ、頑張れよ…」



『ん？何を？』



バナナの身探し？かな



とか思ってたけど此奴の言葉を聞いた瞬間私は…発狂した



「太宰治との恋愛…」



『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁈⁈』



わーい今までで一番長い絶叫だぁ〜



じゃなくて！



太宰さんとの恋愛？はい？what？



『え？何で私が好きだって…』



てか私が好きなのはアニメの推しとしてだし…その…なんていうか…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ



どお？少女漫画風ゴニョゴニョ((



「いや今メッチャ語ってたやん(突如のエセ関西弁)エンジェルだのほっぺぷにぷにだの」



『え…(理解は出来ているが出来ていない人)』



「え…(何故絶望したような顔をされるのか分からない人)」

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