数 原 龍 友 と デ ー ト ２０ ページ21
〆
『はぁ…っ、はぁ…』
龍友「ほら、もうちょっとやって…」
『も…ッ無理…』
龍友「無理とちゃうやろ…？大丈夫…」
『お願いだから休憩させて！？山登るなんて聞いてないし！！』
皆さん、こんにちは←
さてこのデート企画、この人で最後なんだけど…
何故か山登ってます。なんでか聞いたって全く答えてくれない。
『ほんっともう無理…！』
龍友「…ふーん、そんなに限界なんか。よっしゃ、ほんなら…よっ」
ひょい、と軽々と私を持ち上げてお姫様抱っこをしてきた龍友さん。
いきなりの事に頭がついて行かず固まる。
『龍友さん！！？じじじ自分で歩けるから！！』
龍友「無理なんとちゃったん？笑」
『歩ける！歩けるから！！』
龍友「まぁ、ええわ。もうすぐやし」
そして結局そのまま、抱っこをされたまんま、 目的地に到着した。
はずかしくて顔は真っ赤になってる、勿論夜だし山だから人なんていないんだけど…
そんな事を思いながら目線を真っ直ぐ前にやると、とても幻想的な明るさが私達を照らしていた。
『…すッ、ごい…』
龍友「凄いやろ、めっちゃ綺麗な夜景やろ」
そう、龍友さんが見せようとしてくれてたのは何千もの光が集まった夜景の事だったようだ。
あぁ…綺麗だなぁ…
『…凄く、素敵な場所だね…』
龍友「俺のお気に入りの場所やねん、いつかはA連れて来てこうやって２人で見たいなって思っててん」
…こんな夜景を見ながら私を思い浮かべるなんて勿体ないよ。
もっと綺麗なものの事を考えてた方が…
龍友「俺から見たらこの夜景とおんなじ、それ以上Aが綺麗やからな」
『…恥ずかしい事言う…』
龍友「ンは、俺も言っとってちょっとハズくなったわ笑」
そう言って、二人で微笑みあったら更に夜景が綺麗に見えた。
こうして、デート計画は終わりを告げた。
( こ の 雰 囲 気 に 任 せ て ち ゅ ー 出 来 へ ん ？ )
( 出 来 る わ け な い だ ろ )
〆
謝 罪 と 相 談 と 提 案 と 喜 び→←片 寄 涼 太 と デ ー ト １９
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レスポンド - 亜嵐落ちがいいです！お話とっても面白いです！めちゃめちゃ楽しみにしてます！！ (2018年2月5日 15時) (
レス) id: 83857b1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 玲於さん落ちがいいです！更新待ってます！ (2018年1月18日 22時) (レス) id: f819cebecd (このIDを非表示/違反報告)
摩花論 - 隼か玲於オチがいいです！更新頑張ってください！楽しみにしてます (2018年1月1日 11時) (レス) id: 70a20cf419 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ - 玲於さんが良いです！ﾄﾞｴｽな感じで凄いすきです！ (2017年12月26日 22時) (レス) id: 00f0a0dfd3 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - 玲於くんオチがいいです！！ (2017年12月26日 18時) (レス) id: a1bb3f871c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒 | 作成日時：2017年12月3日 1時
