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「そのまんまはヤバいよね？」
お先にドウゾ、と先にシャワーを借りて支度を整えると、湯上りの私の顔をぐんと覗き込んだジェシーさんは、
「すっぴん？」
「まさか……！」
ざーんねん、と笑いながら入れ替わりにバスルームへ向かった。
今のうちに何か準備を、と思っても、結局買い物にも行けなかったから、冷蔵庫を覗いてみても、あまり料理をしないジェシーさんのお家には食材がほとんどなくて。
「うーん……どうしよっかな」
ジェシーさんがシャワーを浴びている間に買い物を済ませてこようか？きっと、北斗さんが来るまではまだ時間があるはず。あれこれとタイムスケジュールを頭の中で組んでいると、ピンポンとオートロックのインターホンが鳴った。ドキリとしてインターホンを振り返ると、俯きがちな人影が見えた。
「北斗さん……」
思ったよりも早い北斗さんの到着に、インターホンに応答してもいいのか戸惑っていると、頭の上からぬっと伸びてきた手がインターホンのボタンを押した。
「ほーくと！」
『あ……こんばんは』
「開けるから、入って」
『あー、うん』
インターホンを切ってから、後ろを見上げた私に、
「着替えてくる、北斗来たら開けてあげて？」
と、真後ろにいたジェシーさんはバスタオルを腰に巻いただけの姿で、
「こーんなカッコしてんの北斗に見られたら、アイツぶっ倒れちゃうかも」
と笑った。
ジェシーさんが着替えに行かれてすぐ部屋のチャイムが鳴って、私は少し緊張しながらドアのロックを開けた。ガチャ、とドアがゆっくりと開いて、顔を覗かせたのは紛れもなく北斗さんで。
「……こんばん、は」
「A、さん……」
「あの、北斗さん……」
「……何か、久しぶり」
「そう……でしょうか」
そんなはずない。昨夜、松村の家を出てからまだ丸一日も経っていないのに、何だかとても久しぶりに北斗さんのお顔を見た気がした。
「あ、ジェシーに会いに来て」
「はい、あのジェシーさん……」
「北斗ぉ！早かったじゃん！」
玄関の正面の部屋からドアを開けて出ていらしたジェシーさんは、今朝と同じように素肌にグレーのパーカーを羽織った緩いジャージ姿で、
「上がって」
と、北斗さんに声をかけると、
「Aちゃんも、ありがとね」
と、私の肩に手を回して、行こ、とリビングへ向かった。
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ルンバ(プロフ) - ubisiさん» なるほど、そういったものがあるんですね。返信ありがとうございます！ (2022年7月25日 10時) (
レス) id: 28855a1c3e (このIDを非表示/違反報告)
ubisi(プロフ) - ルンバさん» コメントありがとうございます。正式名称は『privatter』です。詳細についてはここでは控えさせて頂きますね。今後とも楽しんで頂けますよう頑張りますー。 (2022年7月25日 9時) (レス) @page41 id: f047d48436 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - いつも楽しく小説読ませていただいてます！ひとつお聞きしたいのですが、ベッターとは何でしょうか？ (2022年7月25日 3時) (レス) @page48 id: 28855a1c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ubisi
| 作者ホームページ：https://marshmallow-qa.com/ubisi_0122
作成日時：2022年6月11日 0時
