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「ジェシーさん、電話が……」
「ん？誰の電話？」
「ジェシーさ……ン、あの、ジェシー、」
「えへ、そうそうその調子」
くしゃ、と頭を撫でられて、そのまま腕を伸ばして手探りでスマホを手に取ったジェシーさんは、いつまでも鳴り止まないスマホの画面を確認した。そこで少し眉を寄せたジェシーさんの雰囲気が少し変わった気がして、片手で私を抱いたままのジェシーさんから離れようとすれば、逃がさない、とジェシーさんはその手に力を込めた。
「あ、の……ジェシー」
「んふふ、北斗から」
ジェシーさんの口から出たその名前に、ぎゅっと胸が締めつけられるような痛みが走った。反射的にジェシーさんの身体を押し返した私の腰をグッと引き寄せたジェシーさんは、私の耳たぶをペロリと舐めてから、
「もしもーし？」
と、信じられないくらいいつも通りにスマホに応答した。
『……ジェシー？』
「ハーイ、北斗？」
『今、何処？』
「今？ドコって家だけど」
どうかしたの？と聞きながらもジェシーさんの腕は、まるで何かを警戒するようにぎゅっと私を抱き締めていて、スマホから漏れ聞こえる北斗さんの声に、更に胸が締めつけられるような気がした。
『……会える？』
「俺に？今から？」
『うん……』
「いいよ、どうする？どっかで待ち合わせする？それとも……」
会話の途中で私をじっと見つめるジェシーさんが、ニコリと微笑む。
『……ジェシー？』
スマホの向こうでジェシーさんを呼ぶ北斗さんの声を一度スルーしてから私の腰を引き寄せたジェシーさんは、そのままの勢いで私に口付けた。グッと深く繋がれた唇はすぐに離れてしまって、
「ねぇ北斗、ウチ来る？」
と、ジェシーさんは私を見つめて笑った。
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ルンバ(プロフ) - ubisiさん» なるほど、そういったものがあるんですね。返信ありがとうございます！ (2022年7月25日 10時) (
レス) id: 28855a1c3e (このIDを非表示/違反報告)
ubisi(プロフ) - ルンバさん» コメントありがとうございます。正式名称は『privatter』です。詳細についてはここでは控えさせて頂きますね。今後とも楽しんで頂けますよう頑張りますー。 (2022年7月25日 9時) (レス) @page41 id: f047d48436 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - いつも楽しく小説読ませていただいてます！ひとつお聞きしたいのですが、ベッターとは何でしょうか？ (2022年7月25日 3時) (レス) @page48 id: 28855a1c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ubisi
| 作者ホームページ：https://marshmallow-qa.com/ubisi_0122
作成日時：2022年6月11日 0時
