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いつまでもジェシーさんに甘えている訳にはいかなくて、ようやくジェシーさんの腕から解放されたのはすっかり夕方になってからだった。
「夕飯、何を召し上がりますか？」
まだベッドの中で眠そうなジェシーさんに聞けば、
「んー、Aちゃんの作ってくれるのは何でも美味いから」
と、ジェシーさんは枕を抱いたままで笑う。
「えっと……冷蔵庫、拝見してもよろしいですか？」
「んもう、だからぁ」
不意に伸びてきたジェシーさんの長い腕に捕まえられて、グッとベッドの中へ引き込まれる。
「ぅわ……っ、！」
「そーれそれ！」
「ええ？ドレですか？」
「その、メイドさんの時の話し方はダーメ」
もぞもぞと、ブランケットの中で私の身体を抱きしめるジェシーさんは、
「俺は、北斗と違ってAちゃんのご主人様じゃないんだからね」
と、普段よりも少し低い声で、言い聞かせるように仰った。
「でも……ジェシーさんあの、」
「ホントはさ？『ジェシー』って呼んで欲しいよ？」
「ジェシーさ……」
「んー？」
「……ジェ、シー」
んふ、と微笑んでから、音を鳴らすだけのキスをして、
「俺、食べたいモノある」
と言うジェシーさんは、また少し意地悪な顔をする。
「あ、じゃあ買い出しに……」
「んーん、俺が食べたいのは」
Aちゃんだよ、と耳元で囁やかれて身体がグンと熱を上げる。そのまままたジェシーさんのペースに流されてしまいそうになった時、ベッドのヘッドボードに置いていたジェシーさんのスマホが、ブルブルと震え出した。
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ルンバ(プロフ) - ubisiさん» なるほど、そういったものがあるんですね。返信ありがとうございます！ (2022年7月25日 10時) (
レス) id: 28855a1c3e (このIDを非表示/違反報告)
ubisi(プロフ) - ルンバさん» コメントありがとうございます。正式名称は『privatter』です。詳細についてはここでは控えさせて頂きますね。今後とも楽しんで頂けますよう頑張りますー。 (2022年7月25日 9時) (レス) @page41 id: f047d48436 (このIDを非表示/違反報告)
ルンバ(プロフ) - いつも楽しく小説読ませていただいてます！ひとつお聞きしたいのですが、ベッターとは何でしょうか？ (2022年7月25日 3時) (レス) @page48 id: 28855a1c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ubisi
| 作者ホームページ：https://marshmallow-qa.com/ubisi_0122
作成日時：2022年6月11日 0時
