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「北斗ぉ、どこ行ってたの？」
部屋まで戻るとドアの前にジェシーがいて、
「おはよう、何だよ早いな？」
と笑って誤魔化した。
「北斗ん家来たら、飯めっちゃ楽しみなんだよね」
ウキウキした様子で言うジェシーに、子供か、と突っ込めば、ギャハハとやっぱり子供みたいに笑う。けど、笑いながら流れるようにジェシーに、
「そんな朝早くから、メイドさんと話すことあんの？」
と聞かれ、グッと首根っこを掴まれたみたいな気がした。
「うぇ！？何よ？」
「何か……北斗、Aちゃんの匂いしない？」
そう言って鼻をクンクン鳴らすジェシーはやっぱり大型犬みたいで、俺は思わず身体を仰け反らせてしまった。
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作者名：ubisi
| 作者ホームページ：https://marshmallow-qa.com/ubisi_0122
作成日時：2022年3月26日 0時
