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第三話:折角、姐さんの所へ行こうと思ったのに ページ4

青少年と少女が言うとイトウ兵長に向かっていった刀剣の刃が折れてそして残っていた刀剣を桜色の刀を持った夜叉が木っ端微塵にした。
青少年と少女の正体は雪子軍曹の弟分の(みこと)中尉と雪子軍曹の補佐のカナ伍長だった

「嗚呼せっかく雪子姐さんの所に行って楽しく会話をしたかったのに…」

「仕方ないでしょ。雪子姐さんの部屋の近くに仲間の死体があったら雪子姐さんの部屋に腐敗臭がつくかも知れないんだから」

尊中尉とカナ伍長は本人の背後でそんな事を言っていた。そしたら私達の視線に気づいたのか此方を見て尊中尉は話し掛けてきた。

「喧嘩をするのは別にいいですけど雪子姐さんの部屋の近くに死体を置かないでくださいね」

「辛辣だねぇ…」

「何だとカナ」

「売られた喧嘩は買うのが礼儀だからねぇ…やるのか尊」

「一旦お前達も落ち着け…」

「すみません、ルージュ大佐」

「ごめんなさい…」
今にも喧嘩を始めようとしているカナ伍長と尊中尉をなだめていたら真奈美が何かを思い出したかの様に質問をした。

「そう言えば、どうして二人が廊下にいるの?」

「あっ…忘れる所だった。ルージュ大佐の飼っているステラの足に雪子姐さんからの手紙が巻いてあって、手紙にルージュ大佐と真奈美中尉とリク上級大尉とイトウ兵長に渡したい書類があるので部屋に来るようにと手紙に書いてあったんですよ。それで四人を偶々会ったカナ伍長と探していたんですよ。」

尊中尉がそう言うと続いてカナ伍長が説明をした。

「そしたら、丁度四人居て尚且つ死体が増えそうな感じだったので止めに行くついでにこの事を話して連れていこうと思って廊下に来ました。」

経緯は分かった。そして私の隣ににいるゾムとシャオロンは目を輝かせて俺たちも行くと言ったが、その後ステラを肩に乗せたトントンがとてつもないオーラをだしながら来たので大人しくゾムとシャオロンは片付けを始めていた。
私はステラをトントンから預かってステラを連れながら雪子軍曹の部屋へと向かうことにした。

第四話:彼女は部屋で煙管を吸いながら書類を見ていた→←第二話:爆発現場の後処理は私達でしましょうか



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作者名:豆腐野郎(元やつがれちゃん) | 作成日時:2019年7月2日 7時

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