第十八話:蜜柑ゼリヰヲ買いに(題名が思い浮かばない) ページ18
棗視点
イトウの密かなる趣味(?)の現場を目撃して、何ともいえない気分のまま目的のゼリーを売っている店に到着した。
店の内装はお洒落で優雅に紅茶らしきものを飲んでいる女子などがあたりに多くいた。
「私は店の外で適当にいるから、買い終わったら教えてくれ」
「了解」
ミカンゼリーはクレハに買うように頼み私は店の外に出て外の風景を見ていた。
やはり、都会なのでビルが多くありその中に武装探偵社のビルがあるかもしれないと思い、探してみたがやはり簡単には見つからないらしい
そうこうしているとミカンゼリーが入った袋を持ったクレハが此方に手をふっていたので私も軽く手をふりクレハの元へと向かった。
クレハは満足そうに袋を見せてきたが大佐への土産物なのでさほど興味がなく適当にやっていたらクレハに頭を叩かれたので理不尽だと思った。
「理不尽じゃねぇか」
「文句を言わない」
「それに、買ってきてあげたんだから少しは感謝してね」
「はいはい、感謝感謝」
「適当にしないでくれる」
怒らせてしまったが仕事を増やされなくて良かったと心底安心した
そして私達は基地へと戻ることにした
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「ミカンゼリー、ありがとね」
ミカンゼリーをルージュに渡すとお礼を言われルージュが直ぐに食べようとすると真奈美に頭を叩かれて仕事をするように言われルージュは泣く泣くミカンゼリーを冷蔵庫に入れて仕事を始めた。
私は自室に戻り寝たかったがクレハに残っている仕事をやるように言われて渋々やることにした。
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作者名:豆腐野郎(元やつがれちゃん) | 作成日時:2019年7月2日 7時