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9話 ページ13

楓乃side



玲「なんで、なんでだよ亜嵐くん! 今まで一緒に頑張ってきた仲間じゃないの!? なんでずっと一緒にいた仲間より途中で入ってきたやつの味方をするの!?」


亜「………うるせぇよ。 実際に姫星が怪我してんじゃねぇか!!」


楓乃「だから、!私はやってないってばっ、!」



隼「しらばっくれんなよ!今日だってここ来る前に姫星のこと叩いたんだろ? そんなに姫星が入ってきたのが嫌なのか!?」


龍「姫星が朝、お前が出てった瞬間言っとったぞ!『今日ここに来ようとしたら、楓乃ちゃんに GENE早くやめろ って言われて叩かれた』ってな! そんなに姫星に紅一点の座を取られるのが嫌やったんか?」


裕「自分がどんだけ酷いことしてんのかわかっとんか!?」


メ「……………」


姫星「こ、怖いよぉ、今睨まれたァ………(グスッ)

………………………………ニヤッ」



え、今、補曽我美さん、笑った??


龍「お前、!まだ反省してないんか!? これはわからせなあかんなぁ?……ニヤッ」


GENE−涼・玲「そうだね笑 ニヤッ」



この時からだった、私がみんなにいじめられ始めたのは……



次に来た感覚は体が浮いて、どこかに叩きつけられる感覚だった。


楓乃「ウッ、ゴホッ い、痛い……」


亜「……痛い? 姫星の方が痛いに決まってるだろ!? 入ってきて直ぐにやめろって言われて、叩かれる。姫星がどれだけ辛かったかお前にわかるか!?」


裕「まぁ、分かるわけないわなぁ?やったら俺らがわからせたるわっ!!((ボコッ))」



楓乃「ガハッ!ゴホッ、ウゥ……お、お願い、も、もうやめて……っ! 痛い、痛いよ……」



玲「やめろよ! お前らっ!やめろってば!(泣)」


涼「今すぐ楓乃から離れろっ!やめろよっ!! いい加減にしろよっ!!」

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作者名:楓花 | 作成日時:2020年6月14日 15時

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