六話 過去編 ページ7
五虎退side
それから政府で暮らしていた僕たちですが、時々本丸の皆さんが来ることがあります、それで必ず僕に帰ってくるように言います
乱「五虎退！帰ってきてよ！寂しいんだよ……？」
五虎退「主様を信じられなかった本丸に、僕は帰るつもりはありません！」
一期「五虎退、なぜそこまでその人にこだわるのですか？」
五虎退「主様が初めて僕の『五虎退』という名前を呼んでくれて、呼び名を付けてくれて、僕に向けて笑顔を見せてくれたからです！僕にとって主様は大切で大好きな存在なんです！」
それでも、いち兄たちは引き下がりませんでした、そうして僕はある日、力づくで連れていかれました
主様は大太刀に押さえつけられて、涙をポロポロとこぼしていました
僕は、主様の涙をみて、怒りが頂点に達しました、掴まれている手を振りほどいて、本体に手をかけました
五虎退「離してください、主様からその手を話してください！！」
貴『ご……こ？』
主様の綺麗な金色の目からおおつぶの涙が溢れだしてきました
僕は、大太刀の皆さんの手が緩んだ瞬間を狙って、主様を助け出しました
貴『ご……こぉぉ！こわがっだよぉぉお！』
五虎退「大丈夫ですよ、主様……大丈夫ですよ」
僕が優しく頭を撫でてあげると、嬉しそうに目を細めた主様
僕は主様にとって、とーっても大切な存在になりました、自分を救ってくれた恩人
主様のなかでまた『僕』という存在が大きくなっていきました
僕はその事が嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした
そうして、主様を助けてから、時々夜中の一時くらいに僕をぎゅっと抱きしめてきます
僕はその反動で起きて、主様の方を見ると、主様は寝ているようでした
でも目から涙がポロリとこぼれ落ちました、僕が頭を撫でてあげると、またぎゅっと力強く抱きしめてきました
僕はこの時主様に一番愛されていることと、僕が主様に一番信用されている……ということがわかってとても嬉しくて嬉しくて僕も抱きしめました
そうして起きてから、どんな夢を見たのか、聞いてみると
貴『怖い夢を見たの、みんなが私を睨みつけてきて……五虎退も一緒に私の方を睨みつけてくるの……すっごい、怖くて……怖くて』
五虎退「大丈夫ですよ、主様……僕はなにがあってもずーっとズーット主様の味方ですし、主様だけの『五虎退』ですからね……」
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凛々 - 五虎ちゃんはヤンデレでも可愛い(*＾▽＾*) (2019年11月26日 16時) (
レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 五虎ちゃんの夢小説少ないから嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2018年9月29日 18時) (レス) id: bd72d11270 (このIDを非表示/違反報告)
彩和モイ！゜∀＾）/━☆ﾟ.*･｡(プロフ) - 五虎退ちゃん愛してるぅぅぅう！！夢主ちゃん天使└('ω')┘ﾌｫｫｫ!! (2018年5月17日 15時) (レス) id: cf97d4a08d (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 由由由さん» ヤンデレ五虎退……素敵ですよね←可愛いですよね！！！もう最強ですよね！！← (2017年9月30日 13時) (レス) id: 3c9ed2322b (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 紅桜さん» 真っ黒に染まった五虎退ですね←五虎退のヤンデレというかそういうのを見ないので、私も五虎退好きなので書きました！更新頑張らせてもらいます！ (2017年9月30日 13時) (レス) id: 3c9ed2322b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千 | 作成日時：2017年9月3日 18時
