SEVENTEENのふわふわメンバー（男主） (ページ47)

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47.チェハンside ページ47

そんなことを考えていると、

騒がしかった向こうの部屋が静かになった。

『そこで聞いてますよね。盗み聞きしてないで早く出てきてくださいよ。』

なんだろうと思いもう少し耳を傾けてみると、急にハンソルがそう言い出した。

一斉にみんながこっちを見る。

や…ばい…

どうしよう…

「あ………え………ご…ごめんなさい…」

僕が頑張って振り絞った声はすごく弱々しくて、それにも恥ずかしくなる。

エスクプス「あ、いやいいんだ。…こっちに来れるか？」

「え………あの…………………はい…」

そう言われると行かないわけにもいかないので、26個の目に見つめられながらあるき出す。

早く座りたいと思うのに、なかなか足は言うことを聞いてくれない。

「ここに座りな。」

「…はい。」

スンチョルが隣に座らせてくれた。

…ジス君が凄い目でこっちを見てくる。

みんなの視線が痛い。

ミンギュ「えーっと、君の名前はチェハンって言うの？」

急にミンギュ君から言われた。

ちょっとびっくりした。

エスクプス「おいミンギュ！」
　

「い、いいんです。…あの、はい。僕の名前はチェハンです…」

そう言うとミンギュ君はほへーみたいな顔をして乗り出してきた体をもとに戻した。

ジョシュア「僕もちょっと質問してもいい？」

チェハン「あ…はい。…どうぞ…」

ずっと大きな目でこっちをガン見されてていきなりの質問だから、結構怖い。

ジョシュア「君は誰？ユハンじゃないの？ユハンはどこ？」

チェハン「え……あ…の…ぼ、僕は…こ…高校3年生のチェハン…です…。…ユハンさんは…知りません…誰…ですか…？」

人見知りが発動して言葉に詰まってしまう。

…恥ずかしい…

ジョシュア「ﾎﾞｿｯやっぱりユハンじゃねーのかよ。」

チェハン「え……ご…ごめんなさい…。」

いったいユハンさんって誰なんだろう…

エスクプス「シュア、言い過ぎ。」

そんな時、ジョンハン君から

ジョンハン「………他にも君のこと教えてもらえる？ゆっくりでいいから。」

ジス君と同じ怖い雰囲気を感じ取れたから、少し怖くなって黙ってうなずいた。