良かったね ページ3
「リン!リン!聞いて!」
今日はディーヌがやけに元気だ
「どうしたの?」
「あのね!また入園者が決まったの!」
「良かったね、ディーヌ。入園者は、今のところ何人?」
「んとんと……20人くらい!」
「だいぶ増えてきたね。」
「うん!アタシ、とっても嬉しい!」
「ディーヌが喜んでくれて、良かったよ」
「…………リン、ありがとう」
「いきなり、どうしたの?」
「もしも、あのとき、貴方と出会ってなかったら……アタシ、死んでた。寂しい中で、独りぼっちで…。でも、貴方はアタシを助けてくれた。アタシの心を助けてくれた。今のアタシがあるのは、貴方のおかげ。ありがとう、リン」
「どういたしまして。あ、またあの場所行こうよ」
「いいよ。リンもあの場所好きなんだね」
「うん。だって、ディーヌと初めて会った場所だから」
「えへへ……。アタシも、あの場所好きだよ。色々あったけど、心が癒されたの。暗闇がとっても優しくて…風が、暖かいの。星がとっても綺麗な場所……」
「………大丈夫だよ、ディーヌ。もう独りにはさせない。今度は、二人で行こう」
「…うん!」
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作者名:うるみね ろん*小鬼A | 作者ホームページ:http
作成日時:2015年6月20日 20時