セ.ン.ラさんが大好きだけど苦手なアイドル

【30】ひきフェス当日 ページ31

Aside



ひきフェス当日



華美｢やっと仕事終わったぁぁぁぁぁ!!!!!!｣



仕事が終わり華美が大声で叫ぶ。



未来｢華美うるさい、早くいこ｣



『そうだね。時間ギリギリだし、着替えて荷物まとめて』



これから私たちは着替えてメットライフドームへ向かう



時間があまりないので大急ぎだ。



初香｢えっと去年のTシャツ着るんだよね…？｣



『うん』



初香は相変わらずみんなよりスローペースだが一生懸命確認しながら準備している。



華美｢みんな、現地についたら去年のマフラータオルを去年の缶バッチで首のとこにとめてね！｣



未来｢こまかっ、めんどくさ、｣



華美｢アクキーつけたー！？｣



未来｢うるせぇ、てかうち志麻さんだけじゃなくて○○○さんのもつけていい？｣



華美｢うん！いいよ〜！今日は浦島坂田船のライブじゃないし｣



そんな未来もなんだかんだ楽しみみたいだけど。






その後電車にのって現地に向かう。



変装のため、帽子やウィッグ、眼鏡をしたりメイクを変えたりしている。



華美｢え、坂田さんからLI○Eきた……｣



静かに乗っているとあまり嬉しそうではなく華美が呟く。



初香｢華美ちゃん？嬉しそうじゃなさそうだね。どうしたの？｣



初香が華美の方を向いてそうきく。



華美｢席、きかれた｣



私は華美の発言に納得する。



『教えられませんでよくない…？』



教えてしまったら普通はさがす。



で、恐らくみつかる。



となると普通のリスナーとしては楽しめない。



それはいやだ。



私たちはあくまでリスナーと歌い手の距離を保って推し事をしたい。



未来｢でも、教えなかったら探さない？｣



『皆さんもプロだしライブに集中するでしょ』



未来｢そっか、｣



華美｢じゃあ教えられませんって、おくっとくね｣

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