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中国から韓国、普通の子供から練習生。
そんな慣れない環境が響いたのか、練習生になってすぐ熱を出したことがあった。
平日だから他の皆は学校で、面倒を見てくれる人もいない自分のところに来てくれたのがAだった。通っていた学校が丁度創立記念日か何かで早く帰って来ていたらしい。
熱冷ましのシートとアイスと、ゼリー。風邪に効くであろうものをたくさん詰めた袋を持って、大丈夫？とAは首を傾げていた。
それが嬉しかったのか、家族のいない環境が余計にそうさせたのか、Aの前で泣くなんて嫌だ嫌だと思っても歪んでいく視界はもうどうしようもなくて、もう号泣した。
JN『…っ、』
『ジュナ？どうしたの』
それを見たAはきっと困っていたと思う。
JN｢…そしたらAが言ってくれたんだよ。何かあったら自分の手を掴んでくれていいって」
JN｢多分俺、それまでAのことを変に
SG｢うわぁ、
JN｢だからちゃんと仲良しですよ今は」
画面に向かって笑い掛ければ、“よかった〜”って安堵の声。
それに混ざるように流れて来たのが“それってAがクプスに怒られた日じゃない？”ってメッセージだった。
JN｢
SG｢ん？」
JN｢なんかAがスンチョリヒョンに怒られた日って…スングァナ知ってる？」
SG｢Aがヒョンに？…あ、ああ！！！」
SG｢Aが無断で学校を早退して来たことがあったんですよ！それでなぜかスンチョリヒョンがその連絡受けて…笑笑」
JN｢え、あのAが？無断で？」
SG｢そうですよ？？だからスンチョリヒョンも真剣になって理由聞いてたんだけど、A全っ然答えてくれなくて」
“そっかぁ、あれジュニヒョンのためだったんですね”
スングァナがそう言って、やけに優しい笑顔を見せる。うまく状況が飲み込めない。
あのAが早退？脱走？…ヒョンに内緒で？
もう何が何だかよく分からなくて、ちゃんともう一回聞こうと思ったのに、タイミングがいいのか悪いのかそこで部屋の扉が開いた。
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柊(プロフ) - ぴょんさん» コメントありがとうございます。自分の文章にそう言ってもらえてすごく嬉しいです！こちらこそこれからもよろしくお願いします☺︎ (2022年9月26日 9時) (
レス) id: 1c5041063e (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - すごく深みのある文章で、読み応えがあります。とても面白い小説を生み出して下さりありがとうございます。これからも更新楽しみにしております(><)♡ (2022年9月26日 0時) (レス) id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊
| 作成日時：2022年9月23日 17時
