威吹の風紀委員長は元吹部 (ページ3)

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始業式ページ3

『いお…寝みぃ…』

維織「寝ないからでしょう?」

『原稿…曲投稿…配信…バイト…』

葵「あらら…仕事攻めだ」

維織「寝ていいですよ?」

『風紀が乱れるから起きてる昼休み寝させてもらうさ』

葵「そこはちゃんとするんだね」

維織「風紀委員長だからだな」

『さてそろそろ体育館に行かないとな?』

維織「はい」

葵「はーい」

体育館

始業式開始から数十分

校長「此処で我が校の風紀委員長と生徒会長から一言づつ頂こうかな?まずは生徒会長の英篤影君お願い出来るかい?」

篤影「皆さんおはようございます。生徒会長の英篤影です。生徒会長としての仕事をしっかりこなし本年も皆さんに満足の出来る学園生活を送って貰えるように誠心誠意頑張らせて頂きますのでよろしくお願いします。」

校長「では次風紀委員長の弥蝶紫月君」

『はい…皆様おはようございます。風紀委員会委員長の弥蝶紫月です。
朝からの点検のように我々風紀委員は誠心誠意風紀を乱されぬ様
努力を重ねこの学園生活を親御さんにもですが安心して貰いながらも
平和に送れるようお手伝いさせて頂きますので…御協力の程よろしくお願い致します。』

校長「風紀委員は今年もあまり面子が変わってないから安心して生活出来そうだね」

『優秀な1年生が入ってくれると少しは楽出来そうですが…まだ始まったばかりですし誠心誠意頑張りますので期待してて下さいね?校長先生?』

校長「やる気満々な弥蝶君を見られて私は嬉しい限りだよ…去年は体調不良で入院中だったから
副会長である草摩葵君にして貰ったけどやっぱり委員長が言った方が身が引き締まるね」

『お褒めのお言葉感謝致します』

校長「2人とも戻っていいよ」

篤影「失礼します」

『失礼します』ﾆｺｯ

女子+親衛隊(男子)「ヾ( 〃∇〃)ﾂｷｬｰｰｰｯ♡/紫月様の笑顔眼福!!/今日学校来てよかった〜!!」

校長「相変わらず紫月君は微笑むだけで叫ばれるねぇ」

『皆さん…しー?出来るかな?』

女子+親衛隊(男子)「('꒳')」黙る

校長「流石この学園1のファンクラブ兼人気を誇る我らが風紀委員長様」

『因みに気になったのですが開設者は誰です?知らないのですが』

校長「多分葵君と維織君だと思うけど」

『納得です…』

始業式終了

維織「さてと帰ってもいいんだけど主は何処に?」

篤影「弥蝶なら屋上じゃないか?歌声とバイオリンの音が聞こえる」

維織「本当だ…ありがとう英君」

篤影「どういたしまして…」

葵「維織行くよ!!」

維織「了解」