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作間side
みずっこんを探しにゴミ捨て場に来たらその場に蹲っているみずっこんを見つけた。
具合でも悪かったのかな…。
心配になって駆け寄るとみずっこんから泣き声が聞こえてきた。
「…みずっこん…大丈夫？」
恐る恐る声をかけるとみずっこんは肩をびくっと揺らした。どうやら俺が近づいたことに気づいていなかったらしい。
「…何で来たんだよ…」
え…？びっくりした。目の中に大量の涙を溜めたみずっこんにすごい形相で睨まれた。俺何か怒らせたかな…？
「どうせ！俺なんてキャラのない駄目なやつだって思ってるんだろ！！そんなやつ迎えに来る必要ないのに…何で来るんだよ…」
みずっこんは泣きながら勢いよくそう言った。キャラのないやつってどういうこと？
みずっこんはそこまで言うと下を向いて泣き続けた。俺はどうしたらいいのかわからなくてその場に立ち尽くしていた。
何を悩んでいるの…？俺はどうしたらいいんだろう…？
キャラのないやつってみずっこんが？
…みずっこんは自分にキャラがないことに悩んでいるんだ…。だから自分は必要のない人だって自分自身で思い詰めちゃってるみたい。
「みずっこんはちゃんと必要だよ…」
「…………」
俺がそう言ったのは多分聞こえてたと思うけどみずっこんは結局顔を上げてくれなかった。
でも俺は話を続けた。
「みずっこんみたい真面目な常識人でも特にはバラエティに走ることができるおもしろいところも十分みずっこんだけのキャラだって言えると思うけどな」
「そうだよ！！！何があったかはわかんないけど瑞稀くんはちゃんとおもしろいところもあるしキャラを持ってると思うよ！」
「うわっ！びっくりした…」
急に優斗が話に割って入ってきた。いつの間にか優斗とガリさんとはしもっちゃんもここまで来ていた。
「瑞稀、何か悩んでるなら自分を追い詰めないで俺らに相談してよ」
「そうだよ、1人で抱えてたら苦しくない？」
みずっこんはまだ顔を上げない。でもだんだん泣き声が小さくなってきた。
「…俺、自分はキャラがない、HiHiにはいらないやつなんだって思っちゃって…」
みずっこんはポツリと話し始めた。
俺らはそんなみずっこんをじっと見つめて話を聞いた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
みさんリクエストありがとうございました！あと1話続きます。
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月(プロフ) - yuka_mzさん» 了解です！リクエストありがとうございます！今リクエストが溜まっていてリクエストもらった順に書いているので遅くなってしまいますが絶対書きます！ (3月11日 13時) (
レス) id: 25abfd20cd (このIDを非表示/違反報告)
yuka_mz(プロフ) - コメント失礼します！主様のお話とても大好きで、いつも楽しみにしてます！！リクエストしてもいいでしょうか？瑞稀君がおたふくかぜになって少し長引いてしまうようなお話が見たいです。これからも無理せずに更新頑張ってください！！ (3月11日 11時) (レス) id: 4c2aab6756 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 愛永美さん» 了解です！いつもリクエストありがとうございます！ (3月9日 6時) (レス) id: 25abfd20cd (このIDを非表示/違反報告)
愛永美 - 再度リクエスト失礼します！優斗くんが体調不良で、はしもっちゃんも元から体調が悪かったのに言い出し難くなり倒れてしまうお話と、瑞稀くんが過呼吸になってしまうお話が読みたいです！お願いします🙇♀️無理せず更新頑張ってください🎶 (3月8日 23時) (レス) id: b112bddbbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月 | 作成日時：2024年3月8日 20時
