妖51 ページ14
赤羽side
「ででっ?！実際のとこどーなのよ！?」
『どう、とは?』
「業君と付き合ってるの?!」
教室のど真ん中
女子に囲まれてるAを遠目で見守ってたらそんな声が聞こえ、つい聞き耳を立てる
いや、だってほら…Aが何て答えんのかやっぱ気になるし……
興味の視線が集まる一方､Aは『かるまくん…?』と先の言葉を繰り返すその言い慣れてない感可愛い
つか…何気に初めて下の名前言われた…
喜びを噛み締めるのも束の間
再度Aへ目を向ければAは不思議そうに小首を傾げ、
『…って、何方様ですか…?』
「えッ?!」「ッはぁ?!」
予想だの発言に思わず 張った声が口から漏れればAと目が合い控えめに手を振られた待って可愛い
じゃなくて!!まさかの記憶されてない?何で覚えられてないの??おかしくない??!
「え、業君だよ?今日Aちゃんが一緒に入って来た赤羽業君」
『…?…あ、赤羽様の事ですか?失礼しました』
その場で恭しく頭を下げるAに中村が「ちょっ､ちょい待ちっ!!」と手を前に出す
「え、Aチャンあーた今…､業の事何つった…?」
『へ…?赤羽様、と、申し上げましたが……』
「様ァ?!」
「業君の事様付けで呼んでるの?!何で?!」
茅野ちゃんの声が響いたのと略同時
聞き耳を立ててた馬鹿達が勢い良く「業お前っ…!!?」と此方を向く
「幾らAちゃんが純粋そうだからと言って何つー呼び方させてんだよ?!」
「無理矢理か?どうせ強制的にだよな??!」
「俺もAちゃんに様付け呼ばれてぇなぁ…!!」
「業君、流石にそれは…」
「待って渚君。ドン引きした目ェ向けないで」
「ごめんね、ちょっと受け入れ難いのがあって…」
渚君が数歩下がった分を埋め様と足を出した丁度を狙ったかの様なタイミングで「え、待って。…業君とどういう関係なの…?」って茅野ちゃんの声
渚君の足が止まる
『ん…主従関係です』
「ぇ、えええっ?!主従関係?!」
「て事は何?!業はあーたの主か何か?!」
「Aは業君暗殺の為に秘密結社から送られたスパイって事ね！！」
『最後の方が何を仰ってるか判りかねますが…そうですね、赤羽様は私の御主人様です』
はにかみ、何処か胸を張ったトーンでそう言い切ったAの発言に「おいこら業?!」と再び先程のメンツが此方を向く
「おまっ、お前ぇ!?」
「ご主人様って何だよ!?お前は何処ぞの坊っちゃんか?!」
「……」
「何か色々違うし…取り敢えず渚君その目止めよ??」
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サヤ - リトルメンさん» マジですかありがとう御座います！維波ちゃんの方は私も力を入れて考えて更新してるのでそう言って頂けて嬉しい限りです(*^^*)ありがとう御座います！ (2020年3月13日 12時) (
レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - リトルメンさん» おおっ！ド直球な告白！！これは照れるしかねぇなっ！！スッゲェ嬉しいわアザっすっ！！ (2020年3月13日 12時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
リトルメン - これすっごく好きです！！！ (2020年3月13日 11時) (レス) id: f24aeb68b1 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 鶴さん» 一回一回ご報告下さる良心だけでも充分有難いですし、許す許さない何てありませんよ 笑 (2019年7月16日 22時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あ、よかったです！昔めっちゃ怒られたことあったので、許して頂いてありがとうございます。 (2019年7月16日 18時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤ&アヤ x他1人 | 作成日時：2018年3月6日 20時
