東海オンエアの夢物語④ (ページ13)

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嫌な夢ページ13

ある日の朝

ガチャガバッ

虫「っうわ！？…蘭ちゃん？」

「ざわくんっ」ぎゅうっ

虫「何？どーしたの？」

「ふっ…ひっく(泣)」

虫「！…泣いてるの？」よしよし

集合時間30分前にてつやん家について玄関を開けると、蘭ちゃんが待ってましたかというくらいのタイミングで抱きついてきた
ざわくん呼びをしてるということはきっと何かあったのだろう

虫「てな訳で僕が来た時から蘭ちゃん離れないんだよ」

蘭ちゃんはずっと僕の腕にぎゅっと抱きついたままで、集合したメンバーに文句ばっか言われている

りょ「どうしたんだろうね？」

て「くっそぉ！虫のくせに！」

と「蘭、こっちこいって！」

「やだ、今日はずっとざわくんといるの」

虫「ふふ(笑)」

と「くっそ！ニヤついてんな彼女いるくせによぉ！」

て「浮気だ浮気！」

虫「浮気じゃないけど、何があったか教えてくれないと僕もなんか複雑だなぁ」

「…笑わない？」

虫「笑わないよ、泣いてる蘭ちゃんのこと笑うわけないじゃない」

「…ざわくんが東海オンエア辞めちゃう夢見たの…僕はもうこのグループに必要ないから辞めるねって、皆でたくさん探したんだけどざわくん見つからなくて…お願い、私の前からいなくならないでっ(泣)」

虫「…ふふ(笑)」

「っ笑わないって言ったじゃん！なんで笑うのぉ～(泣)」

虫「ごめんごめん、僕は幸せ者だなって思って嬉しくなって笑っちゃった(笑)僕は辞めないし蘭ちゃんの前からいなくなったりしないよ？」

「絶対？約束？」

虫「うん、絶対。約束する。」

「約束破ったら許さないんだから、地の果てまで探してやるんだから」

虫「てっちゃんに嫌気がさしても、蘭ちゃんに嫌気がさすことないから出ていかないよ」

て「おい！どーゆうことだ！」

虫「てっちゃんがちゃんと編集したり家片付けたりお風呂はいらないと嫌気がさすかもねってこと」

「てっちゃんちゃんとして！」

て「えぇ、俺ぇ？」

と「虫さんがいなくなったら、編集も困るし、誰が俺らのこと怒るんだよ」

りょ「そうだね、嫌われ役してくれるの虫さんしかいないしね」

「ざわくんは必要な人なんだからね？」

虫「なんか僕が辞めたいって言ったみたいになってるけど、蘭ちゃんが夢見たってだけだからね？」

夢を見ただけで泣いて心配してくれるメンバーがいて僕は幸せ者です。可愛すぎます。家帰ったら彼女に自慢しようと思います。