逆巻家の可愛い妹は中学生になりました。�検�DIABOLIK LOVERS】

Princess8 ページ9

『おはよ〜！』

教室に入ると、皆んながカホを囲んだ。

友達「いつも思ってたんだけど、カホのお兄ちゃん達めっちゃイケメンじゃね？」

『そうか？』

そこまでイケメンではないかと思われるが。

友達「あれでブスだったら、私の兄ちゃんどうなんの？」

『でも、イケメンではないよ。』

カホは、見慣れてるからな〜。

友達「まぁ、カホも整った顔立ちしてるしね〜。この学校のモデルの中でも、カホはトップモデルだからね。」

『明日、撮影ある。』

友達「ほら〜！普通なら、こんな頻度でオファー来ません〜！」

『そ、そう？』

普通だと思うけどな。

友達「あのさ〜、カホの兄ちゃん達シスコンじゃね？」

『それは分かりみが深い。告白されたとか言うだけで、凄い五月蝿いもん。』

友達「来たよ〜。」

『へっ？』

何の事？

友達「私達は、そんなに告白されません〜！」

『言うて、週1のペースだよ？』

友達「週1！？それ、モテ過ぎだって！私達は、年に1回くらいしかないんだよ！？」

『お、おう…』

もしや、カホはモテてる方なのか？

ちょっと、謎ですね。

友達「あっ…カホ、呼ばれてるよ？」

『えっ？誰に？』

友達「ユウタ。」

ユ〜君か。

『どしたの？』

席を立ち上がりユ〜君に近付くと、小さな紙を渡された。

『ん？』

ユウタ「これ、1人の時に読んで…」

そう言ってるユ〜君の顔は、少し恥ずかしそう。

頰が赤くて、カホと目を合わせようとしない。

『分かった。それじゃ〜ね。』

席に戻ると、皆んながニヤニヤし始めた。

『何だよ。』

アイナ「あれ、絶対告白だぜ〜？」

『んなわけないじゃん！ユ〜君が、カホに告白？ないない〜！』

友達「なら、その紙何書いてあんの？」

『1人の時に見てって言われたから、後で見る。』

アイナ「真面目か。」

告白なんて、絶対ないわ。

友達「でも、私はお似合いだと思うよ？」

『ん〜？』

友達「ユウタとは、小学生の時から仲良かったんでしょ？それに、ユ〜君とか呼んでるし。」

それは、関係ないでしょ。

ただ、仲良いだけなんだも〜ん。

友達「美男美女で、皆んな憧れるな〜！」

『もう！皆んな、妄想し過ぎ！あっ、先生来た！』

それぞれの席に着くと、ホームルームが始まった。

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