Princess20 ページ21
スバル「入るぞ?」
急いで涙を拭いて、返事をした。
スバル「大丈夫か?」
カホの隣に座ると、頭を撫でてくれる。
『う〜…スバにぃ〜…』
スバル「何か、懐かしいな。」
『何が〜…』
スバル「そんなに泣くなって…」
そっと、カホを抱き締めてくれた。
スバル「カホが5才の時も、こういう事あったんだぜ?アヤトがカホに意地悪して、泣かしたんだよ。んで、俺が慰めた。」
『そうなの!?覚えてない…』
スバル「まぁ、9年も前の事だからな。」
『さっきね、話しかけるなって言われちゃった…嫌われちゃったのかな…』
スバル「もし嫌われたとしても、俺はカホが好きだから…」
『んふふ…ありがと。』
スバにぃの頰にキスをすると、顔を真っ赤にして目を逸らした。
『スバにぃったら、こういう時ばっか可愛いんだよな〜…』
スバル「うるせぇな。お前の方が、可愛いだろ///」
『ほらほら〜!また、顔赤くしちゃってさ。』
スバル「うるせぇ!もう慰めてやんねぇからな!」
『ご、ごめん!そんなに怒らないでよ〜…』
スバル「しょうがねぇな。」
許すの早。
スバル「もしまた泣きそうになったら、早く言えよ?優しい俺が、慰めてやるから。」
『えへへっ…ありがとね!』
スバル「おう。」
ニッと笑って、カホの部屋を出た。
『寝よっかな。』
スバにぃがそばに居てくれたから、少し気持ちが楽になったかも。
布団を被ると、そのまま眠りに就いた。
93人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SM - 続き、楽しみにしてます (2020年4月7日 10時) (レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - お久しぶりです!更新がなかったので凄く楽しみにしてました!これからも応援してます! (2020年3月26日 3時) (レス) id: aaa131e47b (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ* - 更新停止中ですが、私はいつまでも待ってます!長文失礼しましたぁぁぁぁ!!(うるさい) (2019年10月8日 20時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ* - 文才凄いですね…。めっちゃ面白かったので、次のお話が楽しみです!ちなみにお話読んでるとき…『おい!!私と人生変われや!!クソぉ…私も吸血されたいぜぇぇぇぇぇ!!!』って感じで発狂してましたw (2019年10月8日 20時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
くれーぷ。(プロフ) - マリアさん» 無理をせずなんて…なんて優しいんですか。・゜・(ノД`)・゜・。マリアさんのが見てくれるならいくらでも頑張っちゃいますよ〜!これからもお願いします〜(≧∇≦) (2019年4月22日 18時) (レス) id: 86b42d4b01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:くれーぷ。 x他1人 | 作成日時:2019年4月21日 17時