Princess14 ページ15
『ん…』
アヤト「やっと起きたな。」
『アヤにぃ…おはよ。』
まだ居たんだ。
『いつから起きてた？』
アヤト「結構前。」
じゃあ、その時に起こせよ。
『カホが起きるまで、何してたの？』
アヤト「当ててみろ。」
起きてすぐにクイズとか、マジでやめて欲しい。
『何だろ〜…』
そう言いながら起き上がって、ドアに向かって歩く。
アヤト「何処行くんだよ。」
『顔洗いに行く。』
アヤト「ふ〜ん…」
階段を降りて、洗面所へ行った。
アヤト「なぁなぁ、何だと思う？」
何でついて来るんだ。
ウザいんですけど。
アヤト「ほら、早く答えろよ。」
『ちょっと、分かんないな〜…』
顔を洗ってタオルで拭くと、鏡を見た。
『ふぇ！？』
アヤト「分かったか？」
『き、キスマーク…』
鎖骨辺りに、薔薇の花びらのような跡が3つある。
アヤト「取れないように、強く付けといてやったぜ？感謝しろ。」
『アヤにぃ…本当に有り得ない。今日、撮影なんだよ！？これ、どうすんの！』
アヤト「だから、付けたんじゃねぇか。お前は、俺のもんだって彼奴に知らしめる為にな。」
迷惑過ぎるよ！
『でも、今日撮影なの！こういうのは、他の時にしてよ！』
アヤト「大体、お前がいけないんだからな！俺があんなに痛くしたのに、全く起きないんだから。」
『はぁ！？カホのせいって言うわけ！？アヤにぃの馬鹿！』
大声で叫ぶと、走って自分の部屋に戻った。
この跡、どうしよう…
スタジオの衣装が、鎖骨部分まで隠れるやつだったらいいけど…
私服に着替えて、1階に走った。
ユイ「カホちゃん、おはよ〜！今日は、撮影だね！」
『うん！あの、何かご飯ある？』
ユイ「パンがあるよ！」
『じゃあ、それ食べる！』
バスケットの中からパンを取り出して、口にくわえる。
『
ユイ「ふふっ…頑張ってね。」
手を振ると、外に飛び出した。
『はい、居た〜。』
いつものメンバーが待機しているリムジンに乗り込むと、車は急発進した。
『はぁ…』
ライト「溜め息なんて、カホちゃんらしくないね〜。」
『そうかな？』
カナト「何かあったんですか？」
『別に何も。』
大ありだけどね！
皆んなにバレないようにアヤにぃを睨むと、アヤにぃは面白そうにニヤリと笑った。
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SM - 続き、楽しみにしてます (2020年4月7日 10時) (
レス) id: b6be28c7e2 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - お久しぶりです！更新がなかったので凄く楽しみにしてました！これからも応援してます！ (2020年3月26日 3時) (レス) id: aaa131e47b (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ* - 更新停止中ですが、私はいつまでも待ってます!長文失礼しましたぁぁぁぁ!!(うるさい) (2019年10月8日 20時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ* - 文才凄いですね…。めっちゃ面白かったので、次のお話が楽しみです！ちなみにお話読んでるとき…『おい!!私と人生変われや!!クソぉ…私も吸血されたいぜぇぇぇぇぇ!!!』って感じで発狂してましたw (2019年10月8日 20時) (レス) id: 39cb5e0646 (このIDを非表示/違反報告)
くれーぷ。(プロフ) - マリアさん» 無理をせずなんて…なんて優しいんですか。・゜・(ノД`)・゜・。マリアさんのが見てくれるならいくらでも頑張っちゃいますよ〜！これからもお願いします〜（≧∇≦） (2019年4月22日 18時) (レス) id: 86b42d4b01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれーぷ。 x他1人 | 作成日時：2019年4月21日 17時
